けふの出来事
8月前半の日記
11/08/15(SUN)
1週間実家に帰省。旧友と親交を深める1週間。テニスにカラオケ、ボーリングと遊びまくり、そして買いためた本を読みまくり。
「対論『所得税一律革命』」(加藤寛・渡部昇一/光文社/¥1200)現政府税調委員長の加藤氏とハイエク万歳の渡部先生が今の経済システムを不公正な税制、官僚主導の経済行政に原因があるとし、所得税を一律10%にし、働いた分だけ報いのある社会にすることが大事だ、結果平等の財産再分配の社会主義的な発想をやめろと喝破する。加藤さん、政府税調委員長のうちにがんばってやって下さい。でも外形標準も立ち消えになりそうだし、難しいんですね。既成のシステムを打破するのは。
「超激辛爆笑鼎談・『出版』に未来はあるか?」(井家上隆幸・永江朗・安原顕/編書房/¥1500)、「出版社と書店はいかにして消えていくか」(小田光雄/ぱる出版/¥1800)と出版業界もの2冊を読破。前者は中央公論社の読売による買収、三一書房ロックアウトの真相を以前それぞれの会社にいた筆者らからの裏話が満載。後者は再販制と委託制に支えられた流通システムが破たんを来たしているのではないか。このままでは出版社、取次、書店3つどもえで倒れてしまうという警告の書。
帰りのバスで井上陽水の「夢の中へ」を聞きながら流れる車窓の風景。なんだかそんなものが心にしみるそんな帰省。 東京へ戻ったら暑い。
back ground TV:「ガキの使いやあらへんで」(日テレ)
11/08/07(SAT)
会社の釣り部に参加し、初めて海釣りを経験するの巻。場所は千葉県は外房飯岡。釣り舟に乗り、部長からもらったお古の竿におもり、天秤、仕掛け針をつける。ミミズみたいなえさの頭部を切断、針につけて、海に投じる。今日は波はないが、台風の影響でうねりがあるらしく、ポイントへ到着するまで、まるで遊園地のバイキングに乗っているようなフワッとした感覚を受けながら、船は走る。
釣りのベテラン諸先輩方の話によれば、シロギスは海底にいるので、おもりを落として、糸を出して、止まったらピンと糸が張るように少し巻いて、時々上下に動かすらしい。
しかし、潮に流されておもりが動いているのか、引いているのか、ド素人にはわかるはずもなく、無駄にリールを巻いてみたりしていた。そんなことをしていると、明らかに潮ではない強い引きが。「来た!」とリールをシャカシャカ巻くと、釣れたのはキスではなくフグ。初海釣りでいきなり外道(目的ではない魚の事)を釣り上げるとは、ある意味私らしいと思った。
ド素人に釣られたシロギスたち
3〜4時間でフグ1匹、シロギス8匹を釣り上げる。初心者で、しかも今日は底は水温が冷たくあまり食い付きがよくないらしいが、この釣果はいい出来らしい。
懸念されていた船酔いも絶叫マシーン気分でなんともなかったし、そこそこ釣れて面白い海釣り初体験だった。これからはスポーツ紙の中ほどにある釣り欄もつい見てしまうのだろうか。花のお江戸の釣りバカ日誌も見てしまうのだろうか。
back ground music:「人生が二度あれば」(井上陽水/GOLDEN BEST)
back ground TV:「恋のから騒ぎ」(日テレ)
11/08/06(FRI)
仕事が早く終わり、池袋をふらふらする。来週は実家に帰るので、そこでCDでも聞きながらたまった未読の本でも読もうと、井上陽水ゴールデンベストを購入。
そこではたと気付く、この春実家から妹がいなくなり、唯一のCDプレーヤーであるミニコンポも持っていってしまっているであろうと。そうしたらCDを持って帰っても無用の長物。
さくらやで、ポートブルCDプレーヤーが5000円くらいで売っていたのを思い出し、1個くらいCDプレーヤーがあってもいいだろう。別にそんなに使わないから安いヤツでも買おう、と思い立ち、善は急げとさくらやへ。そこにはカシオのCD Jelly PZ-7(¥4980)と、PZ-J50(¥5980)の2種類がお手ごろの値段で売られていた。
しかし、¥4980はチェリーピンクのみで¥5980はブラック。さすがにピンクはないだろ、といって、色だけで+¥1000は癪である。ようし、こうなったら徹底的だと、別の色を探しにビックカメラへ。
すると、あるではないか。ブラックのPZ-7。値段は¥4980。さすが、女房とポータブルCDは鉄のわらじを履いて探せとは昔からよく謂ったものだ。即購入。
陽水ベストと我がCDプレーヤー
さっそく家に帰り、ポータブルCDプレーヤーでベストを聴いてみる。するとまるでコンサートで客席からこっそり録音したようなボーカルのちいさな「少年時代」。つづいて、インストロメンタルの「ありがとう」。これはおかしいと、コンポで聴いてみると、陽水の伸びのある高音が聴こえてくる。安物買いの銭失いということわざが頭の中に渦巻いた。
がっかりしてプレーヤーをいろいろいじったりして、イヤホンの接続をぐっと押し込んでみた。すると、「吹雪!吹雪!氷の世界!」とボーカルがばっちりと聴こえてくるではないか !
接続が悪かっただけという思いっきり独り相撲。一時はカシオにクレームの電話してその対応をインターネットで流そうかとすら思ったのに。
back ground TV:「格闘コロシアム」(テレ東)
11/08/05(THU)
夏を迎えて、祭りの季節。地元成増で、本日、年に一度のお楽しみ、「成増阿波踊り大会」が開催された。
成増一の商店街、スキップ村商店街を、地元の気のいい仲間たちが集まって、阿波踊りチームが「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々」状態。
東京信用金庫とか、成増児童館など、いろいろなチームが踊りながら練り歩く。会社でやらされたりしている会社員や、自己責任能力がない未成年が明らかにイヤイヤ踊らされている。
初めて阿波踊りなるものを見たが、男が笑って踊る。花笠をかぶった女は無表情で踊る。年を取るほど楽しそう。こんなイベントなんだ。ほんまもんはどうなのだろうか。
5分そこそこ道端で見物して帰る。成増の夏はここに終わる。
back ground radio:「ナインティナインのオールナイトニッポンsuper」(LF)
11/08/02(MON)
栃木県は黒羽にある会社の借り上げたコテージに1泊2日の旅。2日の午後会社から社用車で3人で旅立ち、明日の午後に出社という強行日程。
なぜこんなことするかというと、好きでやっている訳ではなく、借り上げたコテージが空いている状態は無駄と言う以外はなく、だったら泊まるほかはない。だから泊まる。何かするためではなく泊まるために泊まる。
次長1人と先輩2人とで泊まる。3時半ころに神保町を旅立ち、到着が6時半ころ。別で合流する先輩が渓流釣りをしていて川にはまって携帯が水浸しになって連絡がつかずに往生するというハプニングも。飲み屋で飲んでから麻雀に突入。わざわざ保養地で麻雀をやるのではなく、保養地に泊まってたまたま麻雀が始まってしまった、ということである。あくまでも。
ちょっと負けてしまう。マイナス20。深夜3時半ころまで半荘4回。明日会社なのに。
back ground TV:「トゥナイト2」(テレ朝)
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