けふの出来事
01 8月後半の日記

13/08/28(TUE)
今日は、消費し切れていなかった夏休みを取り、池袋を散策。
まずは、池袋シネマサンシャインで「PLANET OF THE APES 猿の惑星」を見る。ひさしぶりの映画鑑賞。学生は夏休みとはいえ、平日なので、映画館も開演ギリギリに入り、ダイヤモンドは永遠の輝きのCMも終わっていたが、座れて見れた。それにしても同じ金を払って立ち見させておいても平気というシステムは何とかした方がいいと思う。
天下の鬼才ティム・バートンがかつての名作「猿の惑星」をリメイクではなく「リ・イマジネーション」したというこの映画、ティムファンとしては、見たい一作。せっかくの平日休日を利用して見に行った。
西暦2029年、宇宙ステーションのパイロットであるレオ(マーク・ウォルバーグ)は、偵察用宇宙船に乗せた、宇宙船の操縦を訓練したチンパンジーが宇宙空間で行方不明になったのを追っかけて小型宇宙船に乗る。すると磁気嵐に巻き込まれ、不時着した惑星は、猿が知能を持ち人間を支配している猿の惑星だった。この話は体力に勝る猿人を相手に孤軍奮闘する人間の大いなる挑戦の物語りである。(ついうっかり「プロジェクトX」の田口トモロヲみたいになってしまった)
猿に捕まったレオは一緒に捕まった人間女性デイナ(エステラ・ウォーレン)らとともに人権擁護主義者の女猿アリ(ヘレナ・ボナム=カーター)の助けを得ながら、人間を惑星から一掃しようとするセード将軍(ティム・ロス)らの軍と対決する。そしてこの惑星の猿が人間を支配していることの理由を突き止めるととそこにはレオがいた宇宙ステーションが・・・そして、オリジナル版「猿惑」とはまた別な意表をつく?エンディングが。
やはりティム・バートンの映像世界がすごい。特殊メイクで大勢の猿を描くとどれがどれだか分からなくなりそうだが、当代一流の役者が誰だかわからないメークを施しても、表情も豊かだし、何より、その動きが猿そのもの。歩兵の行軍も右手・右足と左手・左足を交互に出しながら歩いていたし、そのへんのリアリティの追求っぷりが面白かった。
話的には、レオが猿の女性と人間の女性とどっちとのラブストーリーともつかない展開が続くのだが、最後は明らかに猿7:人間3みたいになるので、どっちかにしてもらいたいし、猿とのラブストーリーいらない。
終わって、ジュンク堂で本を物色し、5時頃池袋で1、2を争う行列ラーメン店「光麺」で夕食を食べる。普段、いつ行っても、店の外まで行列しているので、アンチ行列の私としては、池袋を使ってから6年目になるがそれまでは一回も入ったことがなかった。平日の夕食には早い夕方という時間に行ってみると、空いていた。入れた。「光麺全部のせ」(¥930)を注文して、食べた。
出されたラーメンは、全部のせの割には豪華さがない。メンマ、チャーシュー、焼きねぎ、豚角煮、のり、煮玉子ののった醤油味。麺は固めの縮れ麺。スープの味が濃すぎるというか塩辛くて、あまり旨い!とは思えなかった。やっぱりラーメン中心の光麺より、同じ系列店でその上にある上海ヌードルの方がランチは定食だし、夜も酒もあり、料理も多彩だし、そっちの方がいいです。
そこで食べていると、福島で働いている 大学時代の後輩がたまたま、東京に遊びに来ていたらしく、店内でばったり会った。学校卒業して以来くらいだったので、この偶然っぷりにびっくり。
back ground TV:「トゥナイト2」(テレ朝)
13/08/25(SAT)
9月15日に行われる大学時代のサークルのOBと現役が交流をはかるという高尚なイベントの下見に出かけた。
成金会プロデュースとなってしまったこの企画、成金会常任幹事の後輩Iとともに、「都電荒川線ぶらり途中下車の旅」をロケハンする。有楽町線東池袋駅から都電東池袋4丁目駅から乗り込む。1日乗車券(400円)を車中の運転手から購入すれば、1日どこでも乗り降り自由。まさにぶらり旅にもってこいのチケット。
老人率が異常に高く、混雑した土曜の午後の都電。北区の住宅街を抜けて、荒川遊園駅にて一回目の下車。
駅から真直ぐに伸びる道を進むと、そこには北東京有数のアミューズメントパーク、あらかわ遊園がある。160円で入園券(半券を提示すれば1日出入り自由。かなりアバウトな監視ですが)を購入し、入園。
アミューズメントパークといえば乗り物。メリーゴーラウンドや観覧車、高低差の低いジェットコースターなど。そして、ポニーや日本猿、孔雀などのどうぶつ広場で動物の生態を観察する。その奥には釣り堀があって、あまり釣れていない。
あらかわ遊園は隅田川に面しており、水上ステージの「アリスの広場」でイベントなども行われるらしい。芝生には弁当を持参している家族連ればかり。男二人組は全くいない。どう見ても誘拐犯である。
一通り見終わってあらかわ遊園を後にして、近くの駄菓子屋兼もんじゃ焼き屋といういかにも下町、子供たちが鉄板の上のそれに文字をなぞったことから「文字やき」→「もんじゃ焼き」となったという説を彷佛させる店に入る。
鉄板を囲んで350円(リーズナブル!)のウインナーもんじゃ、ベーコンもんじゃと、焼そばを食べる。ビールをあおって、かなり気分がよくなってしまう。店を出て、そばの公園で老夫婦で出しているおでんの屋台がかなり雰囲気を持っているので、つゆの染みているおでんをほおばる。もんじゃ、おでんで汗をかく。
また都電に乗り込み、町屋駅前の商店街を覗き、終点1つ前の荒川一中前で降り、ジョイフル三ノ輪商店街をぶらり。ジョイフルと言う割にはあまり盛っていない雰囲気でアーケードが逆に暗さを演出している商店街である。
三ノ輪橋から早稲田まで都電を乗り倒して帰る。当日成功するのだろうか。
back ground TV:「堂本兄弟」(cx)
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