けふの出来事




9月前半の日記


11/09/15(WED)

 後楽園ホールで行われた全日本女子プロレスの興行を観戦しに行った。
 何故か、ホールの前に¥6000のリングサイド席を「¥5000で売るよお」と叫んでいる親切な人がいたので、リングから4列目のいい席をゲット。
 第1試合は当初試合をする予定の新人が逃げたらしく、急きょ納見佳容対塩谷良美。第2試合ミゼットプロレス。第3試合はまた納見対藤井巳幸。藤井は髪の毛を短く刈って、男っぽいのだが、実物の顔を見ると整っていてかわいかった。
 第4試合の豊田真奈美・伊藤薫組対LLPW青野敬子・小山亜矢組。もう格が違う。豊田や伊藤の技の豪快さ。伊藤のロープ最上段からのジャンピングフットスタンプは見られなかったが、豊田のローリングクレイドルが見れたのでよかった。ミサイルキックにしても迫力が違う。さすが。豊田組の勝利。
 第5試合「超蹴撃戦」と銘打って堀田祐美子対前川久実子。当然キックの応酬、関節技の掛け合い。特に前川が5分以上も堀田に4の字固めをかけて離さない、ロープブレイクさせない。つい「前川!がんばれ!」と声が出る。結局堀田勝利。終わった後も前川がまた4の字をかけるほどのエキサイトぶり。
 メインイベントは中西百重・高橋奈苗・脇沢美穂組対G-MAXイーグル沢井・キャロル美鳥・沖野小百合組。G-MAXは竹刀、チェーンと凶器攻撃。場外乱闘でこっちの方にもやってくる。リングサイドの醍醐味。最後は脇沢がイーグルにフォール負け。
 女子プロをはじめて見に行ったのだが、前半は道場の練習の延長と言った感じだが、後半のベテラン、そして対抗戦だと燃えるのか、迫力ある試合。けっこう良かった。
 終わってから、ホールから帰る脇沢・納美をみつけたので、「試合見てました」と声をかけると、めちゃめちゃテンション低めに、いかにも危ない人間を見るような目で「あ、どうも」と脇沢に言われ、こちらもガクーンとテンションが下がり、へこんでしまった。いくら試合負けたからってそんな対応なの?
 女子プロは脇沢レベルのレスラーでも試合がない時にはセコンドについたり、みんなで会場設営したり、試合前にグッズ売り場でサインしたりと、ファンを大切にするアットホームさが売りなのに、いかがなものかと思ってしまった。ううむ。今度はネオレディかアルシオンに行こうかな。


ヒール軍団G-MAX!
G-MAX

















back ground TV:「ニュースステーション」(テレ朝)


11/09/14(TUE)

 「ひとめでわかるビジネス会計」(田中靖浩/東洋経済新報社/¥1600)読破。国際会計基準によるグローバルスタンダードが日本の企業会計にも導入され、会計と言うものが劇的に変わっていく今、こういった書籍は数々あれど、数あれど。「わかりやすい」「あっという間に読める」「範囲が広い」という点で、白眉の本。
 会計の初歩の初歩から、今新聞紙上をにぎわしている「ROE」「EVA」などの用語も経営分析の上でどう使われるかまでわかる。なんといっても、財務会計中心の会計ビックバンの改革だけでなく、管理会計の重要なタームについても書かれている。これは有り難い。
 「ROE」ってリターンオブエクイティだぜえ。くらいは言える本。


back ground TV:「ろみひー」(日テレ)


11/09/12(SUN)

 週末、ひさしぶりにレンタルビデオで映画2本を見た。以前から見たかった2本である。
 「ムトゥ踊るマハラジャ」。インドの大邸宅に仕えるムトゥが劇団の女優と恋に落ちたが、主人がその女優に惚れたり、主人の叔父が財産を奪おうとして、様々な策略を弄したりする。しかし実はムトゥがその邸宅の正統な相続者で無事結婚し、恐ろしいほどの大団円を迎えるというコメディ。
 話はたいしたこともないが、大人数のダンスが大スペクタクル。とにかく大袈裟。ヒロインはエキゾチックな美人。主人公のムトゥ役は色黒の髯を生やしたおっさん。でも踊る、踊る。唄う、唄う。うかつにも「かっこええなあ。」と感じる。アクションはめちゃめちゃ香港映画に影響を受けた(というかそのまんま)カンフーアクション。
 「トゥルーマンショー」。出生から人生の全てをドームに囲まれた架空の町で過ごし、その一部始終を全世界にTV中継されているジム・キャリー扮するトゥルーマン。しかし、徐々にそのことに気付き、ヨットで海を出るが、壁にあたって、最後現実の社会に出てってしまう。
 最初、設定がすごい興味があったので、見たかったのだが、実際見てみると、その設定だけで話が出来上がっていて、あまり面白くなかった。映画の中でその「トゥルーマンショー」を見て感動している様を見ていても、こっちは感動できるわけないし。設定はよかったんだけどね。って感じに尽きる。別にびっくりするようなどんでん返しもないし。


back ground TV:「発掘!あるある大事典」(cx)


11/09/11(SAT)

 14時頃「ムトゥ踊るマハラジャ」のビデオを見ていると、大学時代のゼミの友達Aから電話がかかってきて、「ルナパーク行こうよ。」とのお誘い。なんでも彼は以前会社の同僚と行ったことがあるらしく、お休みで暇なので、私にお呼びの声がかかった次第である。
 ルナパークとは後楽園遊園地で夏だけ行われる夜の部の名前であるが、今年のルナパークは雷波少年チューヤンプロデュース「後ろ楽しいガーデン」。恋人ナイ人と恋人ナイ人がミラクルな出会いをするらしい。
 15時過ぎに後楽園で合流した我々はその近辺で待機、16時に5回分乗り物に乗れるチケット購入、列に並んだ。チケット購入開始するやいなや、むさい男たちがズラ〜と列を作る。そして、プロフィールカードにグループの人数と年齢、自己アピールなどを記入する。それが、別の入り口から入る女性たちのところに写し出され、それが選ばれると、男サイドに自分の番号が表示され、無事入場が許可されるという苛酷なルールなのである。
 しかも、バトルタイムらしく、女性は男性を2組選ぶことが出来、待ち合わせ場所で番号を示しながら待っている2組を見比べて、より良い方に声をかけてデートをすることができる。つまり、もうひと組は選ばれず、ブルーな思いをするというシステムなのである。
 我々の番号2013が選ばれたようで、男たちが番号を表示されるディスプレイを見つめる部屋から脱出し、星の形をしたオブジェのある待ち合わせ場所へ向かう。そこで番号札を掲げて待つも、20分たっても声をかけられない。ああ、こりゃだめだな。ともう関心はさっさとアトラクションに5つサクサク乗って、ビール飲みに行こうやというところに向かっていると、声をかけられた。
 向こうも女性2人組。2つ下の看護婦さん。今年の4月から病院に勤務しているらしい。北海道出身のパフィー亜美ちゃん似、埼玉出身の上品な千秋といった感じのお二人。
 まずはタワーハッカー。真上に上昇して、東京ドームの屋根を下に見ながら、そこからストーンと急降下。声が出ない怖さ。降りた後、足が微妙に震えてしまう。次は何とかハリケーン。足ブラ状態で縦にぐるぐると回転。結構気持ち悪くなる。
 ジャグリングなどの大道芸も見て、ひと休みした後、ジェットコースター(後ろ向き)。いきなりハードな乗り物に乗った後なので、余裕で遊園地を2周するコースターを満喫。Aはお化け屋敷に行きたがっていたが、亜美ちゃん似が嫌がった上に、フリーパスや5回券では乗れず、別料金ということで諦める。そこで、リニアゲイルに乗る。またもや足ブラ状態で乗って、Uの字状のレールを滑って、空へ吹き飛ばれる感じ。これを繰り返す。最後にもう1回タワーハッカーに乗る。何度乗っても馴れない。彼女らはフリーパスなので、(我々は5回乗ったので終了)フライングカーペットに乗ったが、かなり気持ち悪かったらしい。
 ルナパークを出て、水道橋の居酒屋で飲んで、カラオケをする。楽しい一時。
 後ろ楽しいガーデン、会社の近くにあるも、かなりバカにしていた。しかし侮るなかれ。行ってみないとわからない。「テレクラまがいじゃねえか」と批判するには行ってみなけりゃ駄目。爆笑問題の太田さんが学校を批判するには行かなきゃ駄目だと、友達が一人もいないのに、皆勤だったという話に通ずる。


11/09/10(FRI)

 お仕事も早く終わり、ハナ金をぶらぶら帰途に着く。暇なので、リブロ池袋店に寄る。昨日も三省堂神田本店にて、雑誌3冊(格闘技通信、日経エンタテインメント!、SAPIO)、書籍2冊(ひとめでわかるビジネス会計、カラス)を購入しているのにもかかわらず、書店に足が向いてしまうというか、他にすることを知らない人間。
 1階の専門書売り場で、本を物色していると、営業をしていた時に担当でお世話になった書店の店員さんが棚を整理していたので、話しかける。約半年ぶりくらいなので、「お久しぶりです。」なんて挨拶する。その店員さんは書店営業していた中で1、2を争うほどの可愛い人なので、かなり鬱が躁にパラダイムチェンジ。柄にもなく舞い上がってしまって、あまり喋れなかった。いい気分で「税金を払おう」と「消費者金融業のすべてがわかる本」を買う。
 リブロを出て、明治通りを歩いていると、今日は早番でもう帰ってしまったというリブロの担当さんにばったり出会って、名前を呼ばれた。またもや久しぶりなので、「あら、今晩は、何してるんですか?」なんて聞かれて「リブロ行って本買ってたんですよ。」と答えたりして、立ち話。
 一時期は毎週のように行ってたリブロ。営業から外れて行きづらかったのもあり、足が遠退いていたが、久しぶりに顔を見たのはうれしかった。忘れられてなかったし。
 ちいさな幸せを積み重ねて、幸福を手に入れるのではないだろうか。そんな一日。


back ground TV:「料理の鉄人」(cx)


11/09/08(WED)

 池袋で午前11時30分ころ、8人殺傷の通り魔殺人が発生した。私の庭とも言える池袋、何度となく行き来していたあの東急ハンズ前でそんな痛ましい事件が起こるとは、驚きである。
 私も営業をしているころはまさにその時間にその場所にいることも考えられた。と思うと、私がその事件に巻き込まれることもなんら不思議がない訳で、実際の生活空間で行われたこの悲劇、恐ろしい。
 ハンズで包丁とハンマーを買って、(台所用品は2階だし、DIYは5階か?)犯人は当たるを幸い斬りつけたらしい。そして、サンシャイン通りから駅前まで移動し、通行人に取り押さえられたということだ。その間に包丁を投げ捨て、最後はハンマーしか持っていなかったそうだが、逆だろう。もう精神がいっぱいいっぱいという証拠か。
 仕事がなくてむしゃくしゃしていて、犯行に及んだそうだが、人生終わりが見えている中高年ならいざ知らず、23歳の前途ある若者がそんなことを。1999・9・9を前に世紀末たる事件と言えよう。


back ground TV:「パパパパPuffy」(テレ朝)


11/09/06(MON)

 会社の先輩の26の誕生日ということで、会社の人数人で新宿NSビル29階のアジアンキッチンで飲んだ。ベトナム風生春巻きやら、パイナップルチャーハンやら、ナシゴレンやらのエキゾチックな料理の数々。この店にはテーブルと壁の間がせいぜい50センチくらいの白壁の洞窟風な席もあるのだが(スターウォーズに出てくる砂漠の真ん中にある家見たいな感じの)、そこは動きにくいし、閉所恐怖症になりそうなのだが、今回は新宿の夜景が一望できる席でロケーションも抜群。中央高速の「ワールド」銀座の看板も見える。
 誕生日ということで予約するとこの店では特典がある。店内に流れるアジアンミュージックが止み、誕生日を寿ぐ歌が流れ、照明が落ち、花火がささったジャンボパフェが運ばれる。高さ70センチほどのパフェは7〜8人でも結局食べきれなかったほどのボリューム。店内の視線を一斉に集め、先輩は多少恥ずかしそうだったらしい。確かに恥ずかしい。
 ナシゴレンは辛い。
 ドラゴンジャンという料理はもっと辛いらしい。



back ground TV:「これがキャイーンだろ!」(cx)


11/09/05(SUN)

 鴨川まで行ってソフトボールとエンドレスのコンパだけして、10:00ころ帰る。せっかくだからどこかに寄ろうということになり、山道を走行中に発見した君津市の「ロマンの国共和国」に入る。共和国ビザ代こと入園料を¥500取られ、入園。山間にあるこのアミューズメントパークはアスレチックやパターゴルフ場があり、自然を満喫するのにはいいかも。
 しかし、こちとら二日酔い&寝不足という状況下で自然を満喫する余裕もなく、ソフトクリームを食べて、大アマゾン水族館に¥400払って入場。
 あきらかに細長いプレハブの中にあるその水族館、嫌な予感がしながらも入ってみると、普通の水槽の中にアマゾンの魚が泳いでいるだけというもの。「大」アマゾン水族館。
 期待をしてはいなかったものの、とんでもないアミューズメントパークだった。
これが「大アマゾン水族館」
水族館

















back ground TV:「スポーツうるぐす」


11/09/03(FRI)

 会社も終わって、家にてテレビをだらだらいつもの週末。日付も変わり、12:30過ぎ、大学の先輩が車でやってくる。後輩もやってくる。ここからいつもの週末とはがらり一転。
 大学のサークルの合宿が外房は安房鴨川で行われているので、レギオンよろしくOBが襲撃するのだ。そこで我が家に近くに住んでる後輩が集合して、そこに車で先輩が迎えに来るという図式。
 高島平から首都高速に乗って、川崎からアクアラインに入る。ここで本日のメインイベント、男4人でうみほたる。そう、アクアラインが開通した時に最高にムーディーなデートスポットとして宣伝された、あのうみほたるである。
 金曜の夜のうみほたる、さぞカップルでごった返して、漆黒の闇に包まれた東京湾を眺めているだろうと思いきや、がらんとしていて人がいない。うみほたるの中には、さみしさに拍車がかかるひときわ音がかしましいゲームセンター。千葉ウォーカーを売っているファミリーマート。こんなに人がいなくて、大丈夫なの?こんなのでペイするの?と心配してしまう。
 広々としていて、ムードはいいのは確かだが、なんせ遠い。
 忘れられたデートスポット。うみほたるだった。



けふの出来事最新版に戻る


トップページに戻る