FS50レーサー仕様  1ページ

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 1971年製(だぶん) FS50 カラー:バタフライブルー 装着している既存のパーツはノンレストア・当時モノです。 
レトロノーマルクラス仕様、’04年3月のモテギロードレース選手権から出走しております。ノーマルクラスは改造範囲
が限られているので、必然と変更箇所は限られてきます。各種、消耗品・油脂類・シール類はすべて交換済みです。
エンジンは、走った感じ絶好調なので33年前に工場で組み上げられたまま、一度も開けていません。おそらく、製造
されてから一番酷使されたのではないでしょうか?まさか、33年後にこんな目に合うとはFS君も考えてなかったはず。 
現在、レースシーズンオフなので1年間の労をねぎらいフルオーバーホールします。その様子は、「レストア・メンテナンス」
のカテゴリーで公開します。

’04年度 レトロノーマルクラス 第1〜3戦までの仕様。

ヤマハ:VINO用ハンドル

 FS50純正ハンドルのアップタイプですと、当然ながらレース向きで
ないのは明らかです。幸運にも、ハンドルパイプ径が現行車種でも
使用している、22Φでしたので選択の幅が広がります。当初は
スワローハンドルを装着予定でしたが、ミニバイク用って絶版なのね。
そこで"GOOD-SPEED"さんに相談したところ、修理車で入庫中だった
VINOを見せてくれ即・決定。VINOって元からバーハンだったんですね。
思わぬ車種から流用する事になりました。YECより発売されているYB用
キットパーツのハンドルもありますが、カタログの見た目でポジションが
高い感じでしたので却下。VINOハンドルは3戦だけ使用しました。

ブリヂストン BT-39SS 2.50-18(F・R)

純正ライト流用、フロントゼッケンステー
前・後、ホイールサイズを18インチ化

メーターギア取り外し
YB用アクスルシャフト&ナット

 レギュレーションの範囲内で、フロント・リアともにRKのホイールで18インチ化しました。
タイヤは、ドリーム・レトロ系のレースでおなじみのブリヂストン・BT39-SSです。このタイヤ以外での
レースは考えられません。
 フロントのゼッケンは、純正ライトステーに”L”型のステーを自作して取り付けています。ライトケース
を取り外してもいいのですが、配線がぎっしり入っていたのでとりあえずそのままにしてあります。

フェンダー取り付け部

 フリクションロスの為にメーターギアは、取り外しています。ノーマルクラスは改造範囲が限られて
いるので、少しでも走行抵抗になるものは排除します。アクスル及びナットは、YB用を使っています。
アクスルはFSの品番で注文してもYBの部品が出てきます。ナットは純正でセルフロックナットを使用
しているYBを使用しています。本当は少し長いアクスルシャフトを使って先端に穴開けをしてベータ
ピンを入れたいですね。シーズンオフ中に探してみます。
 18インチ化に伴うフェンダーとの干渉ですが、FSは純正で高さが調整できるので一段上の位置で
固定するだけで大丈夫です。取り付けネジは、13ミリからYB用の12ミリに変更して整備性を向上
させています。ただし、YBはネジは長いので5ミリほどカットして使用しています。