ヤマハ 90H3-CD再生記
外装編 3ページ

 タンクライナーでピンホール大の穴を埋めてしまおうと考えましたが、その前に”S氏”が完全に
塞ぐべく、タンクの外側から処置をしてくれました。

タンクの裏側です。

 ハンダの付きを良くするためにタンクの裏側から、穴の空いている場所を確認して、80番程度のペーパーで
地金を出します。結局、5カ所も穴が空いてました。

用意する物。

 用意する物は、板金ハンダゴテ・板金ハンダ・フラックス・
銅板です。コテは、パワフルな物・ハンダは伸びの良い
板金用がお奨めです。

5カ所空いてました(汗)。

ハンダメッキ

 地金を出した部分にフラックスを塗り、ハンダの付きを良く
します。その後、ハンダを流し込み全体的に覆います。

銅板にもハンダメッキをします。

 続いて、穴の範囲大に切り抜いた銅板にフラックス
を塗り、同様にハンダメッキします。

銅板をハンダで接着し穴を塞ぎます。

 ここで、タンク本体の穴が空いていた位置に合わせて
銅板を当てて接着します。この時に、広範囲にわたって
暖める必要があるので、パワーのあるハンダゴテが必要
になってきます。

塞ぎました。

 あとは、ハンダが冷えて固まれば終了です。しかし、このままでは錆びてしまうので後日、脱脂してから
サフェーサーを塗る事にします。この方法は、タンクの裏側など目立たなく比較的形状が簡単な場所に
行う事ができます。

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次回は、タンクライナーで内部をコーティングします。