けふの出来事
3月前半の日記
11/03/15(MON)
昨日ビデオに録画していた「格闘女神アテナ」(25:10〜26:40/cx)を見て、興奮。
全女対LLPWの全面抗争戦を中継していた。納見佳容・脇澤美穂組対青野敬子・佐藤めぐみ組。納見はかわいい。ワッキーの笑顔もよし。女子プロレス界のアイドルがベルトを防衛。
L-1に勝利したLLPWの八木淳子対伊藤薫のジャケット(格闘界でジャケットと言えば柔道着を指すことは常識)を着たシングルマッチ。しかし、ジャケットのくせにギブアップ・3カウントルールという意味不明のルールのため、案の定途中からジャケットを脱いでプロレスに。ZAP-Iとして、黒竹刀を片手に悪行の限りを尽くした伊藤が素顔で何もなかったかのように八木と闘う図を見て、おいおい、ZAPはどうなったんだよ。という気も。プロレスファンがこういう点に寛容なので、武藤がグレートムタになれる。試合は伊藤のマット界一えげつない技であるダイビング・フットスタンプからの体固めで勝利。
また、ランバージャックデスマッチ(リングから出たら周りの人がまた中に選手を押し入れる、完全決着型の試合形式)で行われたイーグル沢井対ZAP-T。リング内の凶器攻撃ありと言う過激なルール。これはすごかった。手錠を両者の手にかけて、チェーンデスマッチになってみたり、なんか、さわやかなヒール対決、流血あり。
メインイベントはWWWAタイトルマッチ、LLPW神取忍(王者)対全女堀田佑美子戦。KOかギブアップでの決着のみという特別ルール。しかし、タイトルマッチでルールをいじったら、極論、じゃんけんでもベルト移動があり得るのでは?ま、いいけど。
こういうルールなので、基本的に関節技合戦。神取の腕ひしぎ、三角じめ、堀田のアキレス腱がため、膝十字、そして打撃。最後は堀田のキックを喰らった神取が場外に落ちてリング内に戻ったけども10カウントに間に合わずKO負け。なんかスッキリしない終わり方だが、神取は抗議もせずあっさりと会場を後にする。かっこいい・・・さすが男の中の男である。神取のリベンジを期待する。もう後楽園ホールに行きたくて、行きたくてたまらなくなった。だれか一緒に女子プロの試合を見に行ってくれる人はいないだろうか。
back ground TV:「スポーツMAX」(日テレ)
11/03/13(SAT)
明日は巷ではホワイトデーという日らしい。そんな行事はいつ、メジャーなイベントと化したのだろうか。平成何年からとハッキリ明示して頂きたい。電通総研か西川りゅうじんに。
そんなもん、サンジョルディの日みたいなもんだろうと思っていたので、無対策でいたら、ホワイトデー前最後のウィークデーの昨日、一ヶ月前に伏線を張っておいた女性社員のところに男性上司中心にこぎれいな包みが収束していた。それを見て、うわっ、この会社ではこの風習が生きているんだ、と。
しかも、隣に座っている同期の女の子に「あれっ、矢澤君は?」「ホワイトデーは十倍返しだよねえ。」と冗談とも本気ともつかない調子で言われて、どうもこうも。
それにしてもこのホワイトデーという行事もいかがなものか。バレンタインデーの時も警鐘を鳴らしていたが、ここでも鳴らす必要がある。
何が一番の問題かと言うと、バレンタインとかホワイトデーは愛する男女の愛を確かめ合うイベントと違うのか。それがなぜ職場で横行しているのか。しかもホワイトデーは送る相手がバレンタインデーに「カカオパウダーと砂糖などを練り固めた菓子」をもらった女の子限定という選択肢のなさが、年賀状や歳暮中元系の義理ものとは違う。
そして、十倍返しとか言われた日には、悪質な送りつけ商法みたいなものである。そもそも十倍返しってバブルの匂いがぷんぷんして、このご時世に?という感じである。
しかし、1ヶ月前にチョコを目の前にして、「ショコラはいりません!」と毅然と立ち向かえる男がどれほどいるのだろう。「なによ、せっかく買ってきたのに」的に白い目で見られるのは必至。「ちょっと、あいつ、もてないからってひがんでるんじゃないの?」「だからって、義理チョコ相手に当たらなくってもイイじゃない。」「ねえ」
差し障りのない職場の雰囲気をこんなことで壊す勇気は僕にはなかった・・・
1ヶ月後、ホワイトデーにお返しをもらえるものだと思っている彼女らを前にして、「主義主張に合わないので、ホワイトデーは控えさせて頂きます。」とは言えなかった。なにせ、食べてしまったチョコは戻らないのだから。
そこで、今日の午後池袋にてお返しとやらを物色する。デパ地下のフェア会場では菓子屋が並んでいた。しかし不思議なのは、そこでもチョコが売られている。そんなもの、チョコもらってチョコやったら、自働債権(バレンタイン)と受働債権(ホワイトデー)で相殺したらいいじゃないか。意味ないなあ。結局、菓子もつまらないから、ちょっと雰囲気よさそうな芳香剤を購入。今最近のアロマテラピー。鎮静・快眠にきくらしい。
今年渡したら来年、再来年と渡し渡されの悪循環。「この人はカカオ豆を食べると死にます」という診断書を手に入れなければこの悪循環の鎖は断ち切れないのだろう。
back ground TV:「恋のから騒ぎ」(日テレ)
11/03/12(FRI)
ハプニングはいつどこで起きるかわからない。
新宿東口のアサヒ直営のレストランで、昼食を食べていた。メニューは日替わりランチ。ポークの香草焼きでライスを2杯頂いて(ランチお代わり自由)、食後のアイスティーを楽しんだ。
そして、おあいそをすべく、レジの前に立ち、財布を取り出した。その時悲劇は顔を出す。
財布の中には、¥755。レジスターの値段表示のディスプレーには800の3文字。おもいっきり、貯金を引き出すのを忘れていたのだ。まさかここまで手持ちが無くなるまで我慢することもないのに。
「手持ち足りないんですけど・・・」。レジのお姉さんは明らかに困惑顔。店長が呼ばれた。
こっちは、財産がない訳ではないので、免許証でも預けて、金を下しに行こうと思っていた。すると、店長が現れて、私に驚きの言葉を浴びせた。
「あ、もういいですから。はい。」なんと、50円くらいいいから帰ってくれ。こちとらランチタイムで忙しいのに。みたいな感情を笑顔のオブラートで包んで言ったのだ。それに上乗せするかのように、知らないおっさんがこれでこの若造の足りない分を埋めてやってくれと言わんばかりに50円玉を店長にかざしてきた。店長がそれを断わって、おっさんは店から退出。私も丁重に礼を述べて店を出た。
人生初の無銭飲食(一部)。もう二度とあの店には行かれないだろう。
back ground TV:「今日の出来事」(日テレ)
11/03/11(THU)
「明日、私は旅に出ますウ〜」(あずさ2号by狩人)ではないですが、明日部署異動の辞令が出る。昨日内示が内々に出て、明日までよく訳のわからない箝口令が敷かれている。辞令が出るまであまり人に言ってはいけないものらしい。しかし昨日ボーリングの後の飲み会でコソッと喋ってしまったが。そして、WEBで全世界に公開してみたりしている。
営業一本で来た私だが(といっても約1年)来週の金曜日から雑誌の編集部へ。
人生初めての異動。また新入社員に逆戻りみたいな感じがする。
「明日、私は旅に出ますウ〜」(あずさ2号by狩人)ではないですが、明日の夜から今シーズン最後のスキーへ行く。しかし、まだ行き先も決まっていないらしい。大丈夫なのだろうか。
back ground TV:「リング〜最終章〜」(cx)
11/03/09(TUE)
「宣戦布告」(麻生幾/講談社/上下巻各¥1600)を読破。発売当初から読みたかったのだが、上下巻で合計¥3200とチョイきつめで、一旦機会を逸したので、読まずにいた。しかし、それで1年近く過ごしてしまったことを後悔する。古本市で半額で売っていたので迷わず買った。読んだ。ものすごい本だ。
北朝鮮の潜水艦が敦賀半島に座礁し、ロケットランチャーを持った北朝鮮兵士11人が日本国内に侵入・潜伏する。警察にも死者が出るが、自衛隊は憲法問題、法規の不備などでがんじがらめで出動できない。テポドンという「人工衛星」が吹っ飛んでくるこのご時世、昨年に発売した時期よりもこの話は現実味を帯びている。北朝鮮が攻めてきても、自衛隊が何もできない様子が緻密にシュミレーションされている。
北朝鮮兵士が隠れている山中に展開する陸自の隊員の死と隣り合わせの緊張感、総理の周りの政治家・官僚のエゴイスティックな主張。苦悩の総理。本当に「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きてるんだ!!」。
自衛隊の存在に象徴される日本のいびつな状況に警鐘を鳴らす名作だ。なぜこの本がH10年のベスト1じゃないのか。なぜ簡単レシピか!
back ground TV:「スキヤキ ロンドンブーツ大作戦」(テレ東)
11/03/08(MON)
「格闘技通信」4・8 号(ベースボール・マガジン社/¥610)読破。アラブ首長国連邦で行われたアブダビ・コンバット大会(組み技何でもあり)の様子が巻頭。
ここで目に止まったのは、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)の興行の記事。3月22日、後楽園ホールで行われる。何といってもメインから3試合。「ムエタイの狩人」鈴木秀明VSルンピニーの元フェザー級チャンピオンのシンサラワット・13リアンタワー、セミは青葉繁VS大谷浩二、その前は楠本勝也VSカルハート・ソー・スパーワン。魅力的なマッチメイク。
昨年6月の当日に予定試合が大幅に変更されたグダグダのJ-NETの興行を見にいって以来のキック観戦、そして昨年7月の、全日の今は亡き馬場社長の勇姿を見ることができた(今となってはプロレスファンとしてG馬場氏の試合を見ることが出来て本当によかった)生まれて初めてのプロレス観戦以来の後楽園ホールである。
なによりも今回のNJKF、何が私をして足を運ばしめるのかというと、2試合目のフライ級3分3R。佐藤友則VS未定。
この佐藤友則という人はわたしが昨年キックボクシングを習っていた時、教わったインストラクターである。タイに遠征に行ったとは聞いていたが、それ以来遭遇していない。それが、誌面を見るとJ-NETからNJKFに団体を移り、何よりもジムも変わって小国ジム所属とあるし、どうなってんの?絶対見に行かないとって感じです。
いつものようにチケットを書泉ブックマートの地下1階で購入し、臨戦体勢を整えるのであった。
back ground TV:「SMAPxSMAP」(cx)
11/03/07(SUN)
昨日、ザギンでミーノーした後、insomniaでお馴染みのうえちゃんが、家にお泊まり。一緒にTVに見ていると、久しぶりに深夜の通販番組を見て、驚くべき商品が紹介されていた。
その名も「スラムマン」。
腹筋鍛える機械や、スカイフライヤーなどとは遠く及ばない夢のマッシーン、「スラムマン」。
目、口、ボディにランプが設置されている人形に12オンスのグローブをつけて、撃つべし、撃つべし、撃つべし!そのランプが点灯しているところにパンチを打ち込む。もしくはフリースタイルで人形の顔とボディにパンチを繰り出すことによって、ダイエット効果抜群。
説明書、12オンスグローブ、インストラクションビデオが付いて、¥38000!
特殊ラバーでコーティングされているので、こぶしも痛めません。
通販番組を見て購買意欲が刺激された、久々のヒット。もっと人形の脇腹部分にクッションをつけたら、ミドルキックも打てるかもとか、ローキックを打てたらなあ、ひじは?とか、イマジネーションが水死体の腹みたいに膨らむ、膨らむ。
ただ問題は、かなりの大きさだから部屋に置く場所がない。さようなら、スラムマン。
back ground radio:「伊集院光の日曜大将軍」(TBSラジオ)
11/03/03(WED)
昨日読破した「正論」4月号(産経新聞社/¥680)。西部邁が「戦争論」批判の「小林誹謗の文章を目白を撃つようにからかった」という「知よ、痴にはまるなかれ」、千代大海の両親へのインタビューなど、相変わらず、私の心の琴線に触れる特集だ。
しかしその中でも、馳浩の「昭和の美徳、ジャイアント馬場」が大変よかった。
馬場さんはそのプロレス美学を「対戦相手との調和」「観客との調和」「時代との調和」とした。受け身をなによりも重要視した馬場さん、それが相手の攻撃を最大限引き出しかつダメージを最小限に抑える。体力と技術の可能性が発揮される中に観客を魅了する何かがある。プロレス八百長説を唱える人はそこが分かっていない。ロープに振られたら帰ってくるのはおかしい、よければいいじゃないかなどと、幼稚なことを言う。
「リング上の闘いとは、予想を裏切り、期待を裏切らない。」ファンを大切にした馬場さんの余りにも含蓄のある言葉。
この記事を読んで、改めてジャイアント馬場氏の冥福を祈った。
back ground TV:「笑う犬の生活」(cx)
11/03/02(TUE)
帰り道、家の近くの電柱に笑えるビラが貼ってあった。成増近辺は「バイアグラ個人輸入業者」のビラが貼ってあったりして、結構ポップな世界を構築している。
「悪徳開発業者(株)リ**ン 鈴木**社長 は、詐欺同然の土地取得と指定保護林を潰し住環境を破壊する、悪魔の開発行為を即刻やめて、板橋から出てゆけ!」(伏せ字は引用者)
これが、A6の紙に印刷されて、電柱に2枚重ねで貼られているのだ。(1枚持っていけるように)
どんな人が、どういう怨みを持って、このような面倒臭いことをしたかわからないが、かなりのネガティブパワーである。確かこの会社は電車の広告で一般公募の創作童話を載せていたような気がする。そう考えると逆にうさん臭いかも。
しかしそれにしても具体的に何をしたかとても気になる。それを書かなきゃ、説得力が無いじゃないか。そして、一番笑ったのが、「板橋から出てゆけ!」というフレーズ。板橋からいなくなりゃいいんだ。さすがに板橋区内だけで不動産業務をやっているとも思えないのだが。悪魔の開発業者を追い出す区域にしては近いなあ。「東京から」とかせめて言おうよ。
back ground TV:ニュースステーション(テレ朝)
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