けふの出来事
3月後半の日記
11/03/31(WED)
「新日本共産党宣言」(不破哲三・井上ひさし/光文社/¥1200)読破。最近、その他の政党がふがいないばかりに相対的に上昇中の、日本共産党は政権に欲が出てきて、羊の皮をかぶっている狼状態。
井上氏との共著と言うことで、当然農業問題と、護憲アピール。井上氏は「農業対策と、中小企業対策、外交は日共が一番筋が通っている」とベタほめ。
不破氏はソ連の悪口、中国べったり、北朝鮮とは対話を。安保反対、自衛隊は縮小。
日本は安保を解消しても、国盗りゲームの戦国時代じゃあるまいし、どこも近隣国は攻めてくるわけがない、と不破氏はおっしゃっている。あのアメリカとタメを張る覇権国家の中国、テポドン、テポドン、テポドンドン、でおなじみの北朝鮮が、周囲にあって、そんなことをなぜ言えるのか解らない。
選挙前になると、ポストに投函されているあのビラを¥1200で買っちゃった感じ。
お口直しに明日は正論を読も。
back ground TV:「きょうの出来事」(日テレ)
11/03/29(MON)
朝起きて、即ブルー。窓を開けて朝日を一身に浴びようとしたら、昨日の夕方から干しっぱなしにして外に吊り下げておいた洗濯物が目に飛び込んできた。その中のワイシャツがベランダのコンクリの上にだらりと落ちていた。
「ああっ!汚れてしまうウ」と拾い上げ、土ぼこりを払う。しかし悲劇はそれだけでは無かった。
5枚干してあったワイシャツが1枚足りない。外を見回してもどこにも見当たらない。確かに外は強い風が吹いていたが、シャツが忽然と消えてしまうなんて。
風に乗って飛んで行ってしまったのだろうか。今頃ワイシャツによる無着陸世界一周飛行に挑戦しているのだろう。がっかり。
TVでいつも見る「やじうまテレビ」の占いコーナーを見たら、案の定最下位。ライバルには注意らしい。昨日は徹夜明けから充分に睡眠を摂ってなくて眠いし、最悪の1週間のスタートを切った。(4月1日〜翌3月31日事業年度の場合の)年度を無事に越えられますように。
back ground TV:「テレビ東京開局35周年徳光和夫&中村玉緒の輝け!ヒット歌謡春の祭典」(テレビ東京)
11/03/28(SUN)
昨日、神保町で学生時代の友人(1年以上ぶり)などに会い、酒宴を開く。その後、高田馬場の焼肉屋で肉片を焼き、そのまま近くの後輩の家で徹夜麻雀、略して徹マンに突入。
しばらくぶりの麻雀であったが、深夜2時頃から開始して、終了したのが正午。一睡もせずに牌をかきまぜ、積んで河を作る。手積みは骨が折れる。
貴重な週末の一日を無駄に費やしてしまい、後悔の念に襲われつつ、帰途につく。
ちなみに結果は3着。テン1のレート(1000点=子ども銀行券で10円)で670円負けてしまい、脱力感がさらに増す。
来週こそもっと有意義に週末を過ごせますように。
back ground TV:「スポーツうるぐす」(日テレ)
11/03/27(SAT)
雨の中、神保町で本の衝動買いを決行。異動になったために書店に行く回数が激減したため、読む本が無くなってきた。また、ちょっとしたストレス解消も兼ねてのことである。
まずは書泉グランデ。1Fをぐるっと見て、B1に。「笑う犬の生活」キャラクターブックがB1の芸能書棚にもない。書泉グランデB1ってこんなもんだったか?
1Fで「松本人志ショー」(阿部嘉昭/河出書房新社/¥1600)購入。松本人志の笑いに対する評論。ダウンタウンの本と言うと、「松ちゃんと浜ちゃんの出会い」とかそんなのをなぞったものばかりで、もうそれは「松本坊主」(松本人志/ロッキング・オン/¥1200)で本人が言っているからもういいや、って感じ。しかしこれは「笑い」というフィルターでの本格評論みたいなので、買い。
3Fでは、お仕事関係の本、「改訂 <詳解>法人税改革の要点」(多田雄司/税務研究会出版局/¥2000)を購入。平成10年法人税改正の解説。
神田三省堂に移動。1Fの新刊中心の売り場でもう、買いまくり、立ち読みしまくり。
「新日本共産党宣言」(不破哲三・井上ひさし/光文社/¥1200)帯を見ると、「天皇制打倒は綱領には入っていない/私有の財産は当然そのままです/40年前にソ連とは訣別した・・」など、柔らか〜なこと書いてあるなあと思って、つい手がのびる。いまやもっとも左がかった政党は社会民主党かも。なにせ土井たか子が国籍不明の北朝鮮船に海自は「止めたかったら体当たりしろ!」と言うほどだからな。
「笑う犬の生活」(i bank Co.,Ltd/フジテレビ出版/¥1238)書泉にはなかったが、三省堂には積んであった。番組では「ただいま増刷中」と入手困難なようなことをうたっていたが、あまりに置いてあったので笑ってしまった。写真中心なので、すぐ読める。ミル姉さんが個人的にはツボに入った。キャラクターブックと言えば、かの伝説の番組「夢で逢えたら」の公式キャラクターブックを結局入手できなかったという悔しい思い出がある。約10年前田舎の本屋には全く配本が無かったのだろう。あの金色の表紙の本はもう絶版なのだろうか。
「突破者(上・下)」(宮崎学/幻冬社アウトロー文庫/各¥571)「突破者それから」「地獄への道はアホな正義で埋まっとる」など唯一好きな共産主義者(思想はいかがなものかと思うが、方法論は面白い)、宮崎氏の本は何冊か読んだり、氏のホームページ「電脳キツネ目組」を閲覧したりしているが、この「突破者」をまだ読んでいなかったので、一応これは押さえておかなければ、しかも文庫化しているし、と購入。
これで当分は生きていける。しかももうすぐ「正論」「日経エンタ!」など定期購読月刊誌も出るので、大丈夫。
11/03/23(TUE)
「格闘技通信」4・23号(ベースボール・マガジン社/¥690)読破。数見肇が百人組手を完遂した写真が表紙を飾る。
極真最大の荒行である百人組手。一人が連続して、百人の相手と試合をする。しかもただの相手ではなく、フィリオや八巻建弐、長島一茂(笑)まで並大抵の面子ではない。そこで、58勝42分けで無敗で終了。空手はあまり知らないのだが、やはりこれはすごいことだと思う。
「法人税入門の入門」(辻敢・齋藤幸司/税務研究会出版局/¥1600)読破。なんでこんな本読んでいるかと言うと、異動先の編集部で勉強しなければならないので。今日は、税理士の先生に会ったりと、税金にそまる生活が続きそうだ。
back ground TV:「人気者でいこう!春のスペシャル!!」(テレ朝)
11/03/22(MON)
後楽園ホールで行われた、NJKFのキックボクシングの興行へ行ってきた。以前も書いたが、以前キックを教わっていた佐藤さんが試合に出るのだ。しかし対戦相手の高嶺幸良が風邪で試合放棄、不戦勝だった。試合を見たかったのに残念だった。
メインイベントは鈴木秀明vsシンサラワット・13リャンタワー。現ルンピニーフェザー級3位(簡単に言うとかなりすごいのだ)の猛者のシンサラワットにムエタイ強豪を次々撃破している鈴木がどう立ち向かうのかが注目の一戦だったのだが、この結果たるや、驚きだった。
試合開始直後からムエタイらしからぬ激しい打ち合いになったこの試合、1ラウンドで鈴木が出てきたところをシンサラワットがカウンターで合わせてパンチを放つ、そして鈴木ダウン。ようやく立ち上がったが、もうその後はめった打ち。3ノックダウン(1ラウンドに3回ダウンをするとKO)で試合終了。まさかの鈴木が1ラウンドKO負け。現役ムエタイ戦士の強さを思い知った。シンサラワットは今後、たびたび来日しても面白い選手だろう。日本人好みの選手である。
この会場に、以前板橋区大山でキックを習っていた時に一緒にやっていた人たちが来ていて、この後飲みに行く。半年ぶりだった。小国ジムに行っている人や、成増のA3ジムに見学に行った人とかみんな格闘技している。自分もやりたくなってきた。
back ground TV:「K1チャレンジ99」(日テレ)
11/03/20(SAT)
実家から宅急便が送られてきた。中身は米、そして、なずな。春を味わって下さいというメモと共に。
なずなとは、早春に採れる野草であり、ハードなほうれん草みたいなものである。春の訪れを感じさせるそれは、私の故郷、上伊那ではよく食べられる草で、田んぼの畦に生えているなずなを採取するお婆さんの姿はこの季節の風物詩である。 しかし、なずなって全国区なのだろうか。あまり、田舎以外で聞いたことないが。
早速夜になずなを茹でて、おひたしを作る。醤油とかつお節をかけて食す。ほうれん草が野生味増したようなおひたしを食べて、上京して丸5年、多少なつかしさを覚えた。
この時期、上伊那には自然の食材にあふれる。学校からの帰り道、道草食いながら採ったふきのとう、味噌汁に入ったふきのとうのみじん切りが風味を増してくれる。また、春のグルメと言えば、なんといってもたらの芽の天ぷら。高校の時に弁当に入れてもらうほど好きだったなあ。こごみという山菜も近くの小川の土手で採ったりした。アラビア数字の「9」の形をした山菜。うまいかどうかは忘れた。
春がもうそこまで来ている。しかし、雨がしとしと底冷えする土曜日だった。
back ground TV:「ザ・スクープ」(テレ朝)
11/03/19(FRI)
「空気の研究」(山本七平/文芸春秋/¥900)、古本屋で買った「潮田猪一郎」氏の名前が書かれている本。
「空気」という状況倫理が、その場にいる人間を支配する。日本人はその空気に流されやすく、先の戦争もこの空気によって、行われていった。それには熱くなっている空気に、現実を提示するつまり「水を差す」ことによって、さますことができる。うんぬん、と言う本なのだが、納得できる部分もあるが、途中から、ピューリタンのファンダメンタリズムの話とか、だんだん読むのにきつくなってくる。ジミー・カーターの対立候補の話とか、トピックが古くてわからない。奥付を見たら初版1977年。私は2歳児やっているとき。わからないわけだ。
思いっきり花粉症をわずらう。神保町より池袋、池袋より成増と、皇居から離れるにつれ、くさめが頻繁になる。花粉の濃度が違うのだろうか、これは顕著な違いがある。花粉のドーナツ化現象。現代病らしさがあふれている。暖かくなったと思ったら早速嫌な気分である。
back ground TV:「プロ野球ニュース」(cx)
11/03/17(WED)
帰り道、都営三田線の中吊り広告に面白い記事を発見した。都市情報誌「ポタ」、広末涼子に会える店特集。
何のことかと思って、コンビニで立ち読みしたところ、今年4月早稲田に入るヒロスエ、学校近くの食べ物屋で広末が出没する可能性があるところを紹介している。しかし、私も4年間あの界隈をうろうろしていたから、そこに掲載されている店はあらかた知っているが、ヒロスエが来そうな店は非常に少ない。ヒロスエ出没度を星3、2、1で表示してあるのだが、星1つでッス!!(by堺正章)ばかり。星1つは出没度30%以下だそうだが、私に言わせれば、ほぼ0%だ。
例えば「ママハウス」という韓国料理屋。学生時代よく行った思い出深い店だが、10畳ぐらいの畳敷き。韓国人の小母さんたちが作るキムチ炒めご飯や、十中八九「サービスヨー」ともらえるキムチ・カクテキ・もやしの皿が美味しい店。しかし、お洒落な店とはお世辞にもいいがたい。ハッキリ言って、よく言えば早稲田らしい、率直に言えば小汚い。そして、その下は雀荘。この広さで、店先の看板に「70名宴会OK」と、かなりの茶目っ気。立食でもそんなに人は入らない。
「ポタ」の記事はまるで、学生の作っているミニコミ誌かと思ってしまった。ちょっと気を抜くと「ポタ」はこんな記事を載せるから恐い。いつもは「夜景を見ながらディナーできる店」とかそんなのばかりだからチェックを怠っていた。就職活動している時小学館を受ける時に「ポタ」を買って、それを見ながらエントリーシートを書いた(笑)時以来の「ポタ」。苦い思い出。
コンビニの雑誌売り場で、クスリとしてしまった。
back ground TV:「ウンナンのホントのトコロ」(TBS)
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