救助犬とは?What is Search & Rescue Dog?
救助犬とは災害救助犬のことです。当協会では《救助犬》という愛称で呼んでいます。 地震により家屋の倒壊や土砂崩れが発生した場合や、山間部などで行方不明者がでた場合に、するどい嗅覚を駆使して捜索を行います。「いざ出動!」というときに備えて、つねに災害時を想定した訓練を重ねています。


救助犬とは災害救助犬のことです。当協会では《救助犬》という愛称で呼んでいます。 地震により家屋の倒壊や土砂崩れが発生した場合や、山間部などで行方不明者がでた場合に、するどい嗅覚を駆使して捜索を行います。「いざ出動!」というときに備えて、つねに災害時を想定した訓練を重ねています。

救助犬を目指すのに、特別な条件は必要ありません。1.人間が大好き、2.好奇心旺盛、3.遊ぶのも大好き、という犬ならば、救助犬になる素質を持っているといえます。犬種やサイズは問いません。 大型犬はスタミナがあり、高低差のある場所でも捜索活動ができます。一方、小型犬は瓦礫の隙間に入っていき、機動的な捜索活動ができます。 救助犬になるには、「人を探す」「見つけて吠える」という基本的な訓練を積み重ねたあと、年1回行われる「救助犬認定試験」に合格する必要があります。
救助犬認定試験では、作業犬としての基本ができているか?救助犬としての適性があるか?を判定する服従試験と、瓦礫等の下からハンドラーの指示に従って要救助者を発見できるか?を判断する捜索試験の2科目があります。試験に合格するとハンドラーと救助犬に対して約2年間、認定救助犬として活動できる資格が与えられます。資格の有効期限が切れる前に次の試験に合格すれば認定資格はさらに2年更新されます

認定試験の合格は救助犬としてのゴールではなく、あくまでも入り口に立ったということです。最終ゴール(出動)に至るためには、さらに実践的な訓練を重ねなくてはなりません。協会では適宜、実際の災害現場に近い瓦礫や山野で「実働認定審査会」を行い、現場に出てもしっかり仕事ができるという証である「実働認定犬」の資格を与えます。資格を得た犬とハンドラーは「実働チーム」として協会に登録し、いざという時の出動に備え、捜索活動のレベルを維持向上するために訓練を続けます 。
ハンドラー(犬を指導する飼い主)と救助犬だけでは捜索活動は成り立たず、実際の出動時には犬を連れないサポーターを含めて複数名でチームを組んで現場に向かいます。サポーターは、捜索中に救助犬の行動や反応を客観的に観察してハンドラーへ的確な助言を行うほか、消防・警察など共に活動する他チームとの情報交換の任も担います。
平時には、訓練器具の製作・修繕、大型車両の運転、人や犬の医療面でのサポート、訓練時の隠れ役など、訓練や出動を支える多様な業務があります。

救助犬ハンドラーが交代でサポーターを務めることもありますが、協会ではサポーター専門として活動してくださる方も常時募集しています。

捜索試験初級は「見えている要救助者」「隠れて見えなくなった要救助者」に対して犬が執着して吠え続けること(発見を告知する動作)ができるかどうかを判定します。(写真は下)

捜索試験中級は4つの箱のどれかに隠れている要救助者をハンドラーの指示で捜索、時間内に発見・告知できるかどうかを判定します。(写真は下)

捜索試験上級は認定試験の時間・空間をコンパクトにした形で行います。
認定試験には服従科目と、捜索科目があり、両方合格すると2年間の認定資格が得られます。
服従科目の様子(写真は上)
捜索科目の様子(写真は上)
捜索試験、救助犬認定試験の詳細はそれぞれのページをご覧ください。