少し前に、必要に迫られスキャナーを買いました。
EPSONのGT-F570ってやつで、¥16,000くらいです。それまでは、GT-9500ってやつを使ってました。透過原稿ユニット付けて約20万円。改めて10年という時間にショックを受けましたよ…。
スペック的にも600dpi : 3200dpi、1dpi単価だと、¥333 : ¥0.2 こんなん計算しても仕方ないんですが、そのくらいのスペック差が…、しかもコンパクトで軽く、ソフトも良くできてて使い勝手もなかなか。
そして、この新しく買ったGT-F570って機種は、フィルムローダーが付いていて、試しに昔の35mmネガとかスキャンしてみると、めちゃ簡単+充分きれい、今までGT-9500を大切に使ってきてたつもりなんですが、早く買い替えとけばよかった…。ということで、時間がある時に過去の35mm写真発掘プロジェクト、を実行してみたいと思います。
将来Macに搭載との噂もある、タッチバネル。すげぇ。
Multi-Touch Interaction Research
NIKON D70 /AF-S NIKKOR 18-70mm 1:3.5-4.5G ED
Photography by Yutaka Kitamura.
All Rights Reserved.
そして、小豆島を出発、
後ろ髪ひかれつつ、イサム・ノグチ庭園美術館へ向かう。
高松港へ向かうフェリー…、ウケタのが船内…、
舞踏会開けます…、ホストとかが出てきそうなゴージャス感。(笑)
そして、イサム・ノグチ庭園美術館へ到着、ここは見学者用の待合所、資料なども販売してます。しばらくして見学者がそろったところで移動、見学者は20名程。歩いてすぐのところにイサム・ノグチが使用していた住居、手入れの行き届いた庭(公園?)、制作アトリエと作品収蔵がかたまってあります。
前出チャーター船の曽根さんもおっしゃってましたが、この辺一帯は花崗岩の庵治石(墓石石材として最高級品)が採れるそうで、周りは石材業だらけ。普通に石がごろごろ。ただイサム・ノグチ自身は地元の庵治石はごく僅かしか使用してないそうです。
そして、お目当てのイサム・ノグチ庭園美術館ですが、ほんと素晴らしかったです。まずは住居、元は丸亀の豪商の屋敷を移築したもので、全体は和のテイストでさほど広くはないのですが、部屋の色々なところに自身の作品が並べられ、一目みただけでわかる空気の張り、違和感なくひとつの世界ができあがっていました。他人の生活している場所をみると、ある程度その人の事が読み取れる気がしますが、まさにそんな感じで姿勢を正しくさせられました…。
次には彫刻庭園、ここにも完成作品、未完成作品が合わせて野外に展示されています。住居とは隣のまた別な場所なのですが、ここにも共通の空気、自分の生活環境を作品とし、試行錯誤を繰り返し、常に高いところを追い求めたであろう空間が広がっていました。そしてその脇には彼が自ら選んで移築した展示蔵の中にも多数の作品、そして最も有名な代表作「エナジー・ヴォイド」(1971年) が収蔵されてます。
「エナジー・ヴォイド」には、蔵の中が寒かったせいかもしれませんが鳥肌立ちまくりでした。実際写真などで見ていたよりもはるかにスケール感、重厚感があり感動、やはり立体作品は実物見ないとなにもわかりませんね…。
イサム・ノグチ庭園美術館全体を観て感じたのは、石に対する愛情、最後の最後まで妥協をしない何かを追求する姿勢、そんなもの全てが環境作品になっていて、地球を彫刻したといわれる訳を体感しました。この場合の彫刻とは全てを含む総合芸術だったのだと…。こればっかりは訪れてみなければ伝わりませんね…、来てよかった。またいつか自分が歳を取ってからもう一度訪れたいです…。
充実した旅でした。
そうしているうちに夕食の時間。
部屋に運んでもらい、食事。
新鮮な海の幸、ほんっとに美味しかったです。写真はさわりだけ、あとは食べるのに夢中で撮ってません…、何品目出てきたかも覚えてないくらい、食べきれず残してしまう人も多いそうですが、ご飯以外は完食、かなりの満足度。ごはんはおにぎりにしてもらって夜食に。あと、隣の畑で栽培している野菜も瑞々しくおいしかったです、なんか新鮮で別物でした。
そして、今日はYOKOの誕生日、おめでと。
この島宿 真里には個室温泉意外にも9時頃から貸し切りにできる、大勢で入れる大きなお風呂が二つあり、両方共に露天風呂付き、室内風呂は日本家屋を改造したもので趣もたっぷり、こちらのお風呂も頂きました、静かで和めて、もー、まさに極楽…。
小豆島に行かれる方は、ぜひお勧めの宿です。
味わう、もろみの島宿。 日本料理 真里
明日は、四国に戻り、イサムノグチ庭園美術館へ。
つづく。
しばらくすると、島宿 真里の方が、いきなりベンツのサンルーフ付きバンでお出迎え…、チャーター船といい、いきなりVIPになった気分…。
小豆島はそうめんと醤油が有名らしく、宿の近くにあるマルキン醤油資料館に立ち寄る。降りるといきなり醤油の香りがする…、醤油ソフトクリームがうまかったです。
島宿 真里に到着。母屋などは国の文化財指定も受けたそうです。
至る所に花が…、離れの「お」の部屋に宿泊。ほんといい宿でした。部屋は1階の居間に掘りごたつ、2階には寝室とお風呂。
ほんとはこの日、この宿で用意しているビートルのレンタカーを予約してて、小豆島をドライブしようと思っていたんですが、居心地が良すぎてキャンセル。
そしてさっそく、内温泉でひとっ風呂、窓からは瀬戸内海の夕日が。
つづく。
そして、小豆島へ移動…。
ところが、直島から小豆島、距離的にはさほど遠くないのですが、直行で行ける船がありません…。一度高松港、又は宇野港まで出てフェリーを乗り継ぐ事になるのですが、船の本数も多くはなく乗り継ぎ時間と往復時間がもったいないなぁーと思い、贅沢に船チャーター。
ベネッセを下るとすぐ下にある、専用デッキにチャーター到着。
船長の曽根さん、息子と二人で海上タクシーを運営しているそうです。そして小豆島へ行く途中に大小様々な島があるのですが、その一つ一つを解説してくれました。歴史的な事、島の現状、こんな船に乗る事があまりない自分等には、いろいろと興味深かったです。でも曽根さんは、「こんな景色産まれた時からだから、もう見飽きてるよ」ってつぶやいてました。
曽根さん曰く、この季節にはめずらしいくらいの凪いだ日だとのこと。小豆島への航路は、車でいう国道みたいな航路で、大小いろいろな船とすれ違います…。
曽根さんのトークもあり、約一時間、あっという間に小豆島に到着。かなり楽しかったです。
手を振りながら、颯爽と瀬戸内海の海へ消えていきました…。
そして今日宿泊する宿に連絡、お迎えを待つ。
つづく。
暖かく絶好の天気、小豆島への出発の前に、屋外にあるアートワークを見学。
ジョージ・リッキー
「Three Squares」 1972-82
この正方形の彫刻は瀬戸内海からの風でゆらぎます。
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大竹伸朗
「シップヤード・ワークス」 1990
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ウォルター・デ・マリア
「Seen/Unseen Known/Unknown」 2000
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片瀬和夫
「茶のめ」 1987-94
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草間彌生
「南瓜」 1994
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そして、日も暮れてきてベネッセに帰宅。
別館に宿泊、別館には専用ケーブルカーで登ります。ほんとは歩いた方が速かったりするスピードなんですが、これもまたいいのかなと。
部屋は401、各部屋にはアーティストの作品が飾ってあり、401はキース・ヘリング"南アフリカに自由を"と"無題"の計3点、瀬戸内海に面した窓は天井まであり、全開にすればかなりの開放感。
食事後に部屋に戻ると、さりげなく夜食まで置いてあったりして…、しかもうまかったです。
瀬戸内海、沈む夕日、美しすぎ…。
明日は小豆島へ。
つづく。
地中美術館へ。
ここには基本、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレル、そして建築が安藤忠雄と、アートワークスはほんと少ないのですが、想像以上に素晴らしかったです。
言葉では言い表せずかなり抽象的なイメージですが、ウォルター・デ・マリアでは、時間を、クロード・モネの部屋では光を、ジェームズ・タレルでは精神性みたいなものを体感しました…。
でもどの空間にも普遍的な「神聖な場所」に通ずる、完成度の高い澱みのない時間と空間を感じました。完成度ってこういう事をいうんだなぁー。
ジェームズ・タレルのアートワークスは3点まとまって観られます、どれも素晴らしい、"アフラム、ペール・ブルー"では、霧の中に包まれたような感覚、体内にいるようにも感じました。それに加えて”オープン・スカイ”も良かったです。ジェームズ・タレルは航空科学にも精通し、自分自身で飛行機にも乗るそうですが、そういった飛行体験から、光のインスピレーションを得ているということです…。
そしてクロード・モネの部屋、モネの睡蓮シリーズも、もちろん素晴らしいのですが、その作品と展示する建築が合わさった空間が素晴らしすぎ…、基本は真っ白な空間で、入り口でワンクッション置いた空間といい、床に敷き詰められた数えきれない程の暖かみのあるタイル、天井からは自然光が間接的に柔らかく差し込み、いつまでも居たい気持ちにさせる空間でした。
なんか、いろいろと書き始めると意味不明な抽象的なことばかり書きそうでとりとめがないのでこの辺で…。
館内は写真等は撮影禁止なのでなし、興味がある方は、カタログ「Chichu Art Museum - Tadao Ando builds for Walter De Maria, James Turrell and Claude Monet」をご覧になると良いかと、自分も購入しました。
地中美術館を充分堪能した後は、家プロジェクトへ。
本村ラウンジ&アーカイブ、前に来た時にはこのような施設はなかったんですが、家プロジェクトを巡る為の休憩所+資料室みたいなものです。展示の作品、アーティスト名忘れちゃった…。
本村ラウンジ&アーカイブでの宮島達男さんの作品ビデオと角屋で使用の7セグLED。
内藤礼 きんざ(要予約)
「このことを」2001年
建築構想・基本設計:内藤礼
基本設計協力・実施設計:木村優、永田直(アートステーション)
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宮島達男 角屋
「Sea of Time '98(時の海 '98)」1998年ほか
建築修復監修:山本忠司
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杉本博司 護王神社
「Appropriate Proportion (アプロプリエイト プロポーション)」2002年
木、石、光学ガラス、コンクリート
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ジェームズ・タレル+安藤忠雄の南寺は写真撮り忘れました…。この作品も最初観た時には衝撃を受けました。
つづく。
そして朝イチ、フェリーで直島へ、
天候も曇りから徐々に回復気味。
途中、「鬼ヶ島」発見、ほんとにあったんだ…。
直島に到着、港からバスに乗ってひとまずベネッセへ、海岸線の丘の上にあるのが、宿泊するベネッセ、瀬戸大橋と瀬戸内海が一望できます。
瀬戸内海の海面が刻々と変化し美しいです。
ひとまず、荷物を預け地中美術館へ向かう。
つづく。
久々に休みを取って、瀬戸内海に行ってきました。
今回の目的は、以前一度行った事のある、ベネッセアートサイト直島、その隣に新しくできた、地中美術館、小豆島、それと、イサム・ノグチ庭園美術館の見学です。
前日には愛猫「るー」をrierieに預け、渋谷@PLUGでのVJを終え(関係者みなさんお疲れさまでした)、旅行の用意をしてそのままほぼ寝ずに羽田へ直行、
晴天にも恵まれ絶好の旅行日和、でも睡眠不足の眼にはまぶし過ぎ…。
そういえば、羽田で買った空弁、銀座ざくろのお手軽すき焼き弁当、美味しかったです、ご飯ちょっと少なめ、でも機内で食べるのにはこれくらいでいいのかも。
一時間程で高松空港に到着、あっという間、はやっ。こちらは今にも降り出しそうな曇り空。
リムジンバスで高松港へ移動、明日朝イチで移動できるように、直島へのフェリー乗り場のすぐ脇、全日空ホテルクレメント高松に宿泊。
そして、天候も回復してきました、明日は天気も回復し暖かくなる模様。それにしても今回、宿泊、移動、その他諸々全部、ネットで組み立てたのですが、GoogleとGoogle ローカルが大活躍、ほんと便利になりましたね…。
つづく。
明日渋谷でVJにて参加です。
お時間ある方はぜひ!
2006.2.10(Fri) 23:30 >> 05:00
@ SHIBUYA PLUG
Entrance Fee : エ2500 with 1 drink(BAILEYS')
※チケットご予約はこちら
クールでハッピーなイベント“miss Cheek”がスタート!
キュートな女性ミュージシャン6人が結成したバンドGQLLA'
彼女たちが毎回ステキなゲストアーティストと共に皆様を悦楽のパーティへと誘います。
■Live GQLLA' hot sky
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■Organizer DAY's MUsIC
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個人的にはロックで飲むのがオススメ。アイスクリームにかけても美味しいです。
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- Press - 掲載情報
GROOVE winter 2006
メトロポリス
シブヤテレビジョン
渋谷ブログ〜www.sib.tv
雪でしたね、一晩限りでしたが…。
NIKON D70 / AF-S DX Zoom Nikkor ED 18〜70mm F3.5〜4.5G(IF)
Photography by Yutaka Kitamura. All Rights Reserved.
Millerの次のCMの為のオーディションが公開されてますが…、英語わかんなくたっておもろい! DirectorはSpike Jonze、またしても動物ネタなんですが、さすがです。