なんか、いつの間にか産まれちゃってました…、
しかも、なんだか羽が付いてる…、てっきり働きアリが産まれてくるもんだと思ってた…。
やっぱ、これって第一子がお世継ぎの女王様って事ですか??
まだまだ小さいけどしっかり動いてます。
こないだまでは、自分も卵だったのにしっかりと卵に寄り添ってる…、生まれながらにして母親?
なんか、ちゃんと孵ってくれるのか結構やきもきしたけど、孵ってくれて良かったヨ!!。
冬眠してたのか、春になって暖かくなってからは早かったですね。
Hygrometer 気温29°
Thermometer 湿度58%
なんかみちこ様の動きがあまりに激しいので、覗いてみるとどうやら蛹だったのが、アリのかたちに変化している模様…。
ちょっと解りにくいかもしれませんが、一番手前手足に見えません?
ほら足っぽい…、ずっとこうして全身なめ回すようにいろんな方向に向きを変えています。
第一子を抱えて嬉しさのあまりハシャギ回るみちこ様、でもまだ動いている様子はありません。なんかホント人間みたい…。どうなるんだろー?
Hygrometer 気温25°
Thermometer 湿度62%
実をいうとこのままフェイドアウトさせようかと考えていた久々のみちこ様日記です。
というのも、資料によると孵化まで約40日といわれている、みちこ様が御産みになった御卵が未だ孵らないからなのです…。
みちこ様渾身の空中庭園が崩壊して埋没したショックで御孵りにならないのか原因はわかりませんが、みちこ様はほとんど飲み食いもなさっていない御様子で、孵らない御卵を片時も離れず、愛おしむように寄り添っていらっしる姿が痛々しく見えてしまい報告できませんでした…。
御卵がこの世に生を受けて約8ヶ月…、浅はかな私は「きっとだめなんだろうな…」と半ば諦めかけていましたが、このGW中に新たな動きがありました。新たな命の息吹が!!
ぱっと見た目には前の日記の時と何も変わっていません…。
でも以前に御産みになっている卵の下に!新たな命が!!
数は確定できませんが、結構な数御産みになってるご様子。
しかも8ヶ月前に御産みになった第一子、第二子、第三子共に良く見ると大きくなってる??
うわ、絶対でかくなってるよ〜。
浅はかな私が横で日々の出来事にあたふたしている間にも、ちゃんと御成長になっていたんですね…、そしてまた新たな命、ほんとすごい…。暖かくなってきたからか御卵の位置を絶えず変えたりしてみちこ様の動きも活発になってきています。がんばれ!みちこ様!!
それにしても普通こんなに孵化まで時間がかかるものなんですか?
Hygrometer 気温25°
Thermometer 湿度61%
色々とあり過ぎましたが、とうとうみちこ様の事をお伝えしなければならない時がやってきました。
というか、みちこ様、ほんと色々ありましたが、忙しい時期と重なってたので単にレポートできなかっただけなんですが…。
どこから話せば良いのかわかりませんが、とにかく産卵後には、上部蓋の脇のはしっこにたまごを固めていたみちこ様、この一見落ち着かなそうな場所が気に入っていたらしく、次にはなんと、たまごの周りを固めるように、空中庭園を造り出しました。わざわざ下で掘って、その資材を上まで運んで固めるという重労働を難なくこなしていました。「やっぱ、上に立つアリはやる事が違うわ〜、すげーよみちこ様!」と感心し、数日経つと、たまごの周りは完璧に囲まれ、鳥の巣のような住処ができあがりました…、が!、巨大化した住処は自重に耐えきれずあっけなく崩壊、たまごもろとも、瓦礫の下に埋まってしまいました…。
たまたま、その時仕事してて、その大惨事に立会わせていたんですが、みちこ様の慌てふためく様は、すごかったです…。「あ〜あ、やっちゃったよ…」ってあたふたしているみちこ様を見てちょっと笑っちゃいましたが、でもその後、瓦礫の中から、たまごを発見した時には、すがるように寄り添って動かなくなっていたみちこ様を見た時には、ちょっとぐっときました。ほんと、ありにもいろんな表情があるんですね。感動しました。笑ってごめん、みちこ様。
たまごさえ見つかれば、みちこ様はめげません。そこからの復旧作業もまた目覚ましいものでした。今度は「下に掘ればいいんだわ!」、と気が付いたらしく、ガンガン掘って、最下層部まで辿りついて、現在はそこで落ち着いています。
日がなたまごに寄り添っている、みちこ様。
「ちゃんと、育ってる?大丈夫かなぁ〜」
「こっちの方が、日当たりいいかしら…、よいしょと」
みちこ様、渾身の2つめの住処。掘りきって下に到達してからはほとんど上がることはありません。
ただ、気になるのは10個程あったたまごが現在は3個しか見当たらない事…、この3個は順調に大きくなっているんですが、他は瓦礫の中に埋没したままなのか、それともまさか!みちこ様が……、とか色々考えちゃうんですが、この3個は無事に孵ってほしいです。
ちなみにもう1つの小さいありの方は、全く動き無し…、一匹の方は羽も抜け落ちてますが、もう一匹はまだ羽も付けたままで、こちらは働きもせず堕落しきった雰囲気が漂いまくってます…、2匹一緒に入れたのがよくなかったのかなぁー…。
縦穴の上部に少し付いている青いのが、幻の空中庭園の残骸…。
Hygrometer 気温27°
Thermometer 湿度50%
みちこさまは、日がなじっとしている事が多いのですが、ごくたまに、育児ストレスからか、触覚を激しく動かし動き回り、なかなか抜けない最後の羽に向って八つ当たりとかしてます…。
そして全く思いがけず、また新たなWAVEがやってきました…。
またしても女王アリGET ! しかも今度は2匹…。しかも今回はモニターの上歩いてました…。
今度のは種類もみちこさまとは全然違い、かなり小さく感覚的にはみちこさまの約半分。さすがにヒステリー気味のみちこさまと同じ箱には入れられないなーと、捕獲用ジェルの方に確捕。同じコロニーから飛行してきたのか、お互い触覚で伝達しあいながら、仲良くやってる感じです。
大きいアリ、小さいアリ、種類によって、形や大きさなどがまったく違う個性豊かなトンネルを作るらしいので、antquariumもう一個購入しちゃうかなぁー。別にアリ博士になるつもりとかは全然ないんですが…、ちょっと前だったら全く見向きもしなかったはずなのに女王アリを見つけちゃうと無条件に捕獲してしまうおいらって…、そして、こうも簡単に寄ってこられちゃうと、なんか別の意味で不安になってくるな…。
Hygrometer 気温28°
Thermometer 湿度62%
なんか、アリ日記Blogと化してきてます…、みちこさま(確定)は、小さい羽2枚と大きな羽1枚を自力で抜き取り、残るは大きな羽一枚、そして今まではばらばらに産んでいたたまごを一カ所に集めはじめたようです。
その場所は上部蓋の脇のはしっこ、なぜにこんな所??アリには上下の区別なんかあまりないのかなー?とにかくこの場所が気に入って、産卵場所になったようです。
それと一時期は、一個だけ仲間はずれなたまごがあり、なぜこいつだけ謂れ無い差別を受けるのか、ちょっとドキドキしましたが、現在はみんな一カ所にまとめ、大事そうに温めてます。産んだの忘れてただけかな?この写真ではたまご7個確認できますね。
そして、みちこさまはほとんどたまごに寄り添って動かなくなってきてます。
しばらくはまた静観かな。
Hygrometer 気温29°
Thermometer 湿度50%
たまご増えてるといいなー、とか思って覗いてみると、たまごの数は相変わらず5個、でもみちこさま(仮)の様子がちょっとおかしい…。
なんか、もがいているような、身悶えているような…、
なんかやばいのかなー、としばらく様子を見ていると、どうやら、自分の背中の羽を落としにかかっている様子、まるで子供がいたずらで背中に付けられたシールを取ろうともがくくらい必死!、現に3回程ひっくり返って起きれなくなり、ピンセットで起こしてあげたくらいです。てっきり羽ってのは自然に抜けるものだと思ってました…。「羽は落ちるもんじゃない、自分で落とすものよ!」と言わんばかり、満身の力を込めて、落としにかかってます。すごい、すごいよ、みちこさま(仮)!!
体を曲げ後ろ足で羽を押さえ、
うんせ、うんせ、
後ろ両足を高く上げて、勢い付けて
よいしょー。
そいでもって目を離してしばらくしてから見てみると、一枚落ちてるー!!
よくがんばった、みちこさま(仮)!!と思って良く見てみると、なんか自分の羽食べてる??
自分の羽で腹ごしらえですか!?すごい、自然界ってほんと良くできてる…、飛行機にもなり、使い終われば食料にもなっちゃう、おそるべし。
右下のちょっとぼけているのが、一枚抜けた羽。
なんか、むしゃむしゃやってます。
腹ごしらえしてから、羽落とし再開。でもその後はなかなか抜けないみたいで一旦終了、もとの場所に戻ってまたたまご抱えてます、べつにたまご温める必要とかないんですよね?? みちこさま(仮)が温かいのかどうかも不明だし…。
それにしてもアップで改めてよく見てみると、みちこさまウエスト細すぎ…、さすが女王。とにかく、みちこさま(仮)が、今色々アツイいです。
アリ全く穴掘る気配なし、羽も落ちない、今日なんかは一回ひっくり返ってもがいてるし…。なんかあまりにも動きなくて、「このまま弱って死んじゃったらやだなぁー」、「ここでコロニー作らないんだったら、逃がしてあげた方がいいかなぁー」、なんて思って蓋を明けてよくよく見るとびっくり!
た、たまご産んでる?!!
“うんち”じゃないよね?……、大事そうに抱えてるし…。
この行動全く予想外、てっきり、羽が落ちて→穴掘って→環境整えてから、たまご産むものだとばっかり思ってました…。羽も落ちずに、いきなり壁に産卵ですか!?たまごの大きさも約0.5mmくらい、半透明の白色なので、アリがよく見えるようにと小細工した白バックにとけ込んで全く見分けが付かなく、よくよく確認してみると、他にも壁に2つ程、合計4個たまごらしき物を確認、でもほんとちっちゃすぎるんで、ちょっと確証ないです…。
でも女王アリのたまごを守るように大事そうに抱え、触覚で何度も愛おしそうに触ってるさまを見ると、これが“うんち”なはずはない!と思ってみたり。
たまごが出てくる産卵の場面(もしくはうんち)まで見れて、その後の女王アリの行動とかみて、ちょっと感動。
ニューファミリー誕生なるか!
右下の丸いのは温度計と湿度計。
なんか観察日記っぽいかな?とか思って付けてみる。
Hygrometer 気温26°
Thermometer 湿度48%
な・な・な・な。なんと!!これはまさに運命?!!
先程ちょっと席を外してから、ふと戻り作業をはじめると、
開けっ放しにしていた窓から入ってきたのか、いきなり女王アリが机の上を歩いているじゃないですか!!!
思いっきし、あたふたしましたよ…、もうこれは三連休にも関わらず、一所懸命仕事していたおいらに神からのバースデイプレゼントとしか思えません。(笑)
ということで、いきなりハードル高くて全く進まないかに思われた、Antaquarium プロジェクト、一気に進展!カテゴリも新たに設けて、アリ日記はじめてみます。
でも早速このアリの種類わかりません…、体長約7mm、丁度程よい大きさなんですが、今の時期結婚飛行をおこなっているアリの2種類とは違う気がする…。それに加えて羽根つきのアリは受精をしていない可能性もあって、近日中に羽が落ちないと卵を生まない可能性が高いみたいです。また受精していなくても羽を落とすこともあるそうなんで、ここ数日はゆっくり静観です。
先日Hamaちゃんから、誕生日プレゼントにAntquariumをもらいました。Hamaちゃんありがとー。前々から興味もあったもんで、「ちょっと本気で飼育したるかー」とか思い、色々調べてみると蟻の世界、これがまた奥深すぎ…。
まずは蟻の捕獲からですが、全国には結構な種類の蟻がいて、種類によって、生態などが違う…、ってか見分ける自身全くないし…。捕獲するにも手で捕まえてはダメ、同じコロニー内の蟻でないと喧嘩してダメ、とか色々あり、普通にそこらへんにいる蟻を捕獲してきても、働き蟻だけだと穴掘るだけで、死んじゃう可能性が高いらしい。
蟻の高度な社会性を観察できて、かつ繁栄させるには、まず唯一産卵可能な存在、女王アリの捕獲が第一。
そして大きさもできれば大きい方が良いので、クロオオアリもしくはムネアカオオアリあたりがベストと思い、女王アリが外に出てくる結婚飛行時期を調べてみると、この2種類もう終わってるし…。女王アリを持たない生態系の蟻もいるらしいんですが、それこそ見分けて見つけるの大変なんじゃないかと…。
なんか購入もできちゃったりもするらしいんですが、それもなんだかなぁー。
ひとまずこの時期だと、トラップを仕掛ける、コロニーごと捕獲する、あたりを狙って、時間があるときに代々木公園でも彷徨ってみようかな。
まずなんとしても女王アリ確捕からってことで。
それにしても、アリマニアすごすぎ…。
参考:
[dmx]digitalmaniax: Ants Archives
日本産アリ類画像データベース
ありとあらゆるアリの話
アリの王国
アントだいありぃ
アリの飼育と観察