「何もしていないように見えて、実は緻密に制御されている。
中略…
木の葉は一枚一枚がすべて太陽の光を少しでも効率よく受けようと、意志を持って隙間なく生い茂っているから、樹として美しい。」
なぜデザインなのか。
(ハードカバー)
原 研哉/阿部 雅世 (著)
P52より、まだ読みはじめですがメモ。
という本に、去年に引き続き掲載。去年はGOmotion名義だったんですが、今年はなぜかYutaka Kitamuraで登録、アルファベット順100番目のエントリーです。
Yutaka Kitamura
映像作家 100人 2007
Japanese Motion Graphic Creators/BNN新社
近所の本屋で中身だけ見てあまりにもでかくて重いので結局Amazonにて注文、こっちの方が安かったし。本の上に正座できるくらいでかくて全623ページ、図版、写真、盛りだくさんでお勧めです。でも本棚に入んないな…。
藤原新也氏の最新刊「渋谷」を読んだ。
彼の著書は書店で見かければ買ってしまうので、内容もあまり確認せず出だしは何気なく読んでいましたが、半ばからはぐいぐい引き込まれ一晩で完読、そして夜が開け明るくなってきた朝の光が奇跡的に美しく見えるような読後感でした。
内容的には軽く読める類いの本ではないのかもしれませんが、写真という行為を通しての、“見る事”、“撮る事”、そして”撮られる事”の意味を深く深く考えさせられました。この本では「写真のまなざし」とはセラピーとして機能しており、その行為と対局に位置する行為としてネグレイト(無視)されることがあり、それは現代社会では様々にかたちを変え存在し色々な問題を生んでいると。
藤原氏もこの著書の中で「まなざしとはかくも強く人の心に関与するものなのだ」と語っていますが本当にその事を痛感させられ、まずコミュニケーションの第一歩としての見る事(=理解する事)の重要さ、そこから自分の中で一度考え次に言葉を発したり撮影したりする、アクションを起こすという行為が当たり前のようでいて実はすごく繊細で難しい行為なのだと再認識させられました。
話は全然変わりますが昔デッサンを勉強していた頃、「良い作品を作りたいのならまずよく見る事からはじめなさい、それからなぜそう見えるのか(存在するのか)自分の中で納得いくまで考え、それから手を動かしなさい」とよく言われていた事を思い出しました。その時の作業の割合は、見る事、考える事が10に対し、手を動かす事は1でいいと…。今でも物を制作する行為、そして全てのコミュニケーションという行為はそのくらいで良いのではないかと考えています。
とにかく、こんな回りくどく書いてしまいましたが、ぜひお勧めです。そしてもし読んでみて感じる事があれば過去の著書もぜひ。
待ってました、きょうの猫村さん第2巻やっと発売。
やっぱいいよなぁー、大好きだ猫村さん。
きょうの猫村さん
、第2巻。
浅野いにお、最高。ソラニンの2巻感動してマジで泣きました…。いろいろ書きたいこともありますがやめときます。とにかく彼、浅野いにお
の作品は全部読んでいて人により好き嫌いは分かれるのかもしれませんが、どれも濃くて甘酸っぱくて、いい感じにぬけていて、自分的には理屈抜きに好きです。ぜひお勧め、次回作も楽しみ。
という本に、GO motion名義にて掲載。
Yutaka Kitamura
映像作家 100人
Japanese Motion Graphic Creators/BNN新社
亀倉雄策先生の代表著書でもある、「世界のトレードマークとシンボル」を近くの古道具屋で入手 。ちょっと値は張りましたが、素晴らしい本です、序文はPaul Rand。
1965年 昭和40年発行
民族や国によって言葉や習慣が違う。違う習慣、違う言葉は人類の大きな不幸である。言葉の違いは文字の違いとなって、文化の交流を大きく阻んでしまうし、国と国との理解、人と人との意志の伝達も円滑にゆかない。だから文字のように「読む」伝達ではなく「見る」伝達が普及したら、ある程度の不幸はさけられるかもしれない。
亀倉雄策著「世界のトレードマークとシンボル」より。
厳選されたロゴもそうですが、763個の様々なロゴマークを絶妙に配するレイアウトも素晴らしい。
上條淳士先生の「8エイト」、
いきなり終わっちゃってますね…、
SEXが7巻もでてきちんと完結したことが、奇跡だったのかも、
それにしてもSEXの7巻ラストはそーーとーー良かった…。
新作にも期待ですな、何年後?(笑)
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
リリー・フランキー
を読んだ、沁みました…。
ほんとに、そいでうるっときました。
大切な人に勧めたくなっちゃう本です。
The Stanley Kubrick Archives、買っちゃったですよ…。
いや激重で総544Pの本ですが、たまんないですね、こりゃ。
スタンリー・キューブリックの世界観ぎっちりです。
オリジナルフィルムからの印刷らしく眺めてるだけでうっとり…、しかも!! 初版には、実際キューブリック本人が所有していたらしい、2001: A Space Odysseyの70mm フイルムストリップが↓! 自分のはモノリスが写ってました。他のも見てから買えばよかった…、結構なカバーに入ってて、空けて中確認するの大変だしなー、そして小心者だしあと2冊くらいしか在庫なかったしね。フィルム脇の傷の入り方から見ると、実際廻してたのっぽいです。うーん、時間かけてゆっくり見ようっと。
な、なつかしい…。1988-1992年にヤングサンデーで連載され
いつものごとく途中で終わっていた上条淳士の「SEX」が
全7巻、描き下ろしカバーで毎月刊行されるそうです。
三巻以降は新作の描き下ろし、でもほんとに出るのか?(笑)
rierieのtrophy経由。最近チェックしてなかった大ファンのほぼ日からこんな本がぁー!、Say Hello ! あのこによろしく。もーずっと(TωT)ウルウル状態、思わず本ぽちっと購入しちゃいました…。ほんとひとまずみてみて下さい…、一気読みはこちらから。写真は左からニコ、サンコ、ヨンコ。
井上雄彦氏のスラムダンクが一億冊を突破したそうです、すごすぎ。それを記念して朝刊6紙に湘北メンバー6バージョンでの広告を掲載。
一億冊記念サイトではコメントを残せます。昔ラストを喫茶店で読んでて泣きそうになってたなぁー。
ミッフィーの作者として有名なDick Brunaが手掛けたA.W.Bruna & Zonn社の人気ペーパーバックシリーズ『ZWARTE BEERTJES』(Black Bear)の装丁をまとめた本。これだけまとまって出版されてるのは嬉しいですね、カバー裏の装丁もブラック・ベアでかわいい。また彼の若いクリエーターたちのメッセージとして「この仕事をやり続け、昨日より今日の方が、ほんの少しでも良くなるように努力してください。」と語っています。リスペクト、今年で77歳。
がーん!!ショック。
これはほんとに痛いなー。
そうなると深夜営業してるのは六本木TSUTAYAか山下書店かー。
青山ブックセンターが営業中止 Via asahi.com
ちょっと珍しい本を見つけたのでアップ。
1970年出版のAnthon beekeの作品。女性のヌードで全アルファベット + ?、!、”などをつくっちゃってます。ちゃんとセリフ系で、太さとセリフまでつくってる所がにくい。中には撮影風景カットも、こりゃー撮影大変だったろうなー。 なんか調べてみるとけっこー高値で取り引きされてる模様…。
おもしろそうな本を見つけたので購入。建築家の黒川雅之著書、デザイン曼荼羅。デザインの深層にかかわるキーワードが50選ばれ、お互いにリンクすることで氏のデザイン世界観を表そうという試み。書籍だけでなくWEB版でも読む事ができます。それにしても読まなきゃならない本がたまる一方…。
なんか最近色々と悩みがちなので、本を買って読んでみる事にする。デザインの生態学、自分の仕事をつくる、AXIS VOL.109、みづゑ 夏11号、WebDesigning Vol.6、Mac Power Issue 174、Esquire Vol.18 No.7
雑誌関係は毎度購入しているものだけど、みづゑは“心の闇の扉をひらくくらやみの絵本”という特集につられて購入。“自分の仕事をつくる”はものづくりの現場を訪ね、その働き方を伝えるノンフィクションエッセイ。八木保さん、柳宗理さん、IDEO、ヨーガンレール、その他にもデザイン関係ではない方々の話もおもしろそう。“デザインの生態学”は色々な所で見かけ、良いらしいという評判も聞いていたので購入、後藤武さんのあとがき“始まりと終わり”で千利休の言葉「稽古とは一から習い十を知り、十よりかえるもとのその一」という言葉をデザインにもあてはめている所にもひかれる。ついついあとがき読んじゃうのは自分の悪い癖です。
自分の中でのスター、佐藤雅彦さん著のプチ哲学を購入。一時間程で読めちゃうんですが、ほんと良い本です、というか小学生の義務教育の教科書にすべきだ!
頭ではわかっている事でも、こうも文と絵でわかりやすく読めちゃうとほんとすっきりします。机の横に置いて煮詰まった時はこれをバイブルにしよう。以下はあとがきより。
私たちは毎日、生きていて、
さまざまな現象に出会います。
その時、ちょっとだけ
深く考えてみると、
その裏にいろんな興味深いことが、
見えてきます。
それをわかることで、
なぜかちょっと前向きな気持ちに
なれたりもします。
過度な前向きは不自然ですが、
この「ちょっとだけ前向き」は
なにかいいと思いませんか。
色々な意味で前向きになれ幸せになれる本だと思います。
一緒に買った日本のスイッチもこれから読みます。こっちはMNS-毎日Interactive。