|
〈第1回〉 『USBメモリ』
2006年1月24日
SOHOの皆さんはインターネットや様々なデジタル機器を駆使して仕事をされていると思います。今回からIT環境に役立つ情報、製品などを紹介するコラムをはじめます。少しでも皆様のお役に立てればと思いますのでよろしくお願いします。 さて、第1回目は「USBメモリ」です。 皆さんはPCで作成したデータの持ち運びに苦労されたことはありませんか?少ない容量のデータならメールに添付してやり取りできますが、相手がメール環境に無い場合や非常に大きなデータでメール添付ができない場合、またすぐにバックアップを取りたい場合困ることがあります。そういう時役に立つのがUSBメモリです。 USB(Universal Serial Bus)はWindows98SE以降に登場した新しいインターフェース(PCとプリンタなどの周辺機器を接続する規格)です。最近ではUSB2という規格で、 最大480Mbps(注1)という速度のものが主流になっています。 USBメモリはUSBソケットに挿してつかう非常に小さく(長さ7センチ程度)持ち運びに便利なメモリです。 内部にはフラッシュメモリという携帯電話やiPod shuffleにも使われている、半導体メモリが使われています。 WindowsXP/2000以降であれば、 PCのUSBソケットに挿すだけでドライブ(注2)として認識します。そのドライブにファイルをドラッグアンドドロップしてファイルをコピーすることができます。容量は64Mバイトから最大8Gバイトのものが製品化されており、値段は256Mで1万円程度です。 CD-ROMが最大700Mバイトまで書き込めますので512MのUSBメモリがあれば、データ保存、持ち運びで困ることはまずありません。何度でも書き換えでき速度もハードディスク並です。 詳しくは検索エンジンでキーワード「USBメモリ」で検索してみてください。 注1)Mはメガ(百万)を意味します。 bpsはbit/secondで1秒間に転送できるビット数です。 1バイトは8ビットなので480Mbpsは1秒間に60メガバイトの転送能力があることを意味します。 注2)Windowsは外部記憶装置をドライブAからZまで割り当てます。AとBはフロッピーディスク、C以降がハードディスク、CD-ROMなどの記憶装置です。原則アルファベット順に割り当てられます。USBはリムーバブル(取り外し可能)ディスクとして認識されます。 |
Copyright(c) KINET. All Rights Reserved. |