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〈第15回〉『Web2.0でビジネスはどう変わるか。その1』
2006年8月21日
Web2.0という言葉を聞いたことがあると思います。Web2.0とは、従来のWWW におけるサービスやユーザ体験を超えて次第に台頭しつつある新しいウェブのあり方に関する総称です。これから数回にわたってWeb2.0について調べてみようと思います。ウェブは今やビジネスにとって必須の道具です。SOHOで仕事をされている方はより一層その活用が求められます。ウェブの新しい動向を知りビジネスに活用できるための基礎知識として読んでいただければ幸いです。 さて、Web2.0という言葉は、あくまでもコンテンツの提供の仕方や、技術の提供の仕方、あるいは要素技術の組み合わせの仕方、サービスの使い方などを漠然と指しているため、明確な定義づけがなされている訳ではありません。また、IEEEやISO などのように、特定の規格や標準のことを指している訳でもありません。しかし、Web2.0という概念は、いくつかの共通要素を共有しており、これらの要素を持っているかどうかによって、特徴付けられているといえます。さまざまな要素がありますが、ここでは次の7つに絞って調べてみようと思います。 (1)ユーザーの手による情報の自由な整理 (2)リッチなユーザー体験 (3)貢献者としてのユーザー(コンテンツのシンジケーション(連携、提携、配信)) (4)ロングテイル (5)ユーザ参加 (CGM:Consumer Generated Media) (6)自由な発展 (7)マッシュアップとマルチデバイス (次回に続く) |
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