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〈第6回〉『Microsoft OutlookExpress、2Gの制限』
2006年4月4日
かなり多くのユーザがメーラーとして、InternetExplorerにバンドルされているOutlookExpressを使っていると思います。このソフトは1つのフォルダ、例えば「受信トレイ」が2Gバイトを超えるとファイルが壊れてしまい、過去ログが読めなくなってしまいます。壊れる前に何の警告もないので気づいた時にはすでに手遅れ、という事態になってしまいます。送信済みトレイならそのファイルを消してしまえば復活しますが、大事なメールボックスだと大変なことになります。 ファイルサイズを調べるにはファイルの場所を調べてからエクスプローラで確認します。フォルダの場所は調べたいフォルダ、例えば受信トレイを右クリックしてプロパティを見ます。またはツール→オプション→メンテナンス→保存フォルダをクリックします。 2Gを超えないように次の方法でメンテナンスすることをお奨めします。 1)不要なメールをできるだけ削除して、フォルダの最適化を行う。 ファイル→フォルダ→すべてのフォルダを最適化する。 2)削除時済みアイテムや送信済みアイテムを定期的に空にする。 3)すべてのメールを受信トレイにためないで、できるだけフォルダ分けして過去ログを分散して保存する。 4)添付ファイルは大きな容量を消費するのでファイルとして保存し、メールは削除しておく。 2Gの制限はMS Outlook2000にもありますので、同様にメンテナンスを行う必要があります。Outlook2003ではこの制限は20Gに拡張されています。 最近は、ADSLを使って大容量の添付ファイルをメールで送信する機会が増えていますので、特に注意が必要です。 Microsoft のページに関連ページがありますのでご参照ください。 ・[OL2002] 個人用フォルダの2GBのファイルサイズ制限について http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;824093 ・[OL2003] Outlook 2003 の .pst ファイルおよび .ost ファイルのサイズの制限を構成する方法 http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;832925 |
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