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〈第16回〉『Web2.0でビジネスはどう変わるか。その2』
2006年9月5日
(1)ユーザーの手による情報の自由な整理 従来のWeb では、Yahoo!ディレクトリなどのように情報をディレクトリ型に整理して配置しています。これに対してWeb 2.0 では、ユーザーの手によってこれらの枠組みに捉われることなく自由に情報を分類(タグ付けという)します。代表的なサービスとしては、画像を共有するサービスであるFlickrやソーシャルブックマークのはてなブックマークなどがあります。Web 上にあるデータについて、ユーザーが自分の好きなように情報の収集・分類を行なうことを、フォークソノミー(folksonomy)といいます。フォークソノミーは「人々」(folks )と「分類」(taxonomy)とを掛け合わせた造語です。
(2)リッチなユーザー体験 従来のWeb では、HTMLやCGI などを利用してサービスが提供されてきました。これに対してWeb 2.0 では、 Ajax、 DHTML (ダイナミックHTML)、 Greasemonkeyのような技術を応用してサービスを構築し、豊かなユーザ環境(リッチクライアントという)を提供できるようになりました。代表的なサービスとしては、 GoogleMapや Google Suggestなどがあります。
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