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〈第46回〉『xcopy でこわれかかったディスクからファイルを救済』
2008年11月11日
最近のハードディスクは非常に品質がよくなり、昔のようにしょっちゅう壊れるということはなくなりました。 それでもたまにディスクの調子が悪くなることもあります。 使っていてどうも応答速度が遅いとかアプリケーションが途中で止まってしまうなど 「様子がおかしい」状況になったら、下記で調べて見る必要があります。(Windows XPの場合) スタート→コントロールパネル→管理ツール→→コンピュータの管理→イベントビューア この一覧で種類に「エラー」、ソースに「disk」が表示されているとハードディスクの障害が発生していることになります。 このような場合、時間が経つとエラーの領域は拡大しますので、早めにデータをバックアップ取るなど対策を取る必要があります。 エクスプローラでUSB メモリなどに正常にコピーができれば問題ありませんが、もしファイルが損傷していると、途中でコピーが止まってしまいます。そのような時は今回ご紹介するDOS コマンドのxcopy が役に立ちます。 まず、USB メモリを認識させ、そのドライブ名(マイコンピュータを開いてD:、E:などのアルファベットで割り当てられています)を調べておきます。 下記の手順でDOS 窓を開きます。 スタート→ファイル名を指定して実行→cmd →OKボタン これでDOS 窓が開きます。開いた場所は下記の通りです。 C:\Document and Settings\(ログインしたアカウント名) この下にデスクトップがあるのでデスクトップの場所に移動するには > cd デスクトップ とします。仮名漢字変換はALT と半角/全角キーを同時に押します。 次にUSB メモリーがE:ドライブに割り当てられていたとしてデスクトップの内容全部をE:ドライブにコピーする例です。 >xcopy /s /e /c /h * E: コピーしたファイルの一覧を表示しながらコピーが行われます。途中でエラーが発生した場合は無視して作業が進められます。 詳しくはキーワード「xcopy 」で検索してください。 |
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