|
〈第5回〉『家庭内無線 LAN』
2006年3月21日
パソコンの普及が進み、小学生でもPCを使うようになりました。一人に一台となると問題になるのがネットワークです。住宅事情でどうしてもLAN ケーブルが引けないことがあります。そんな時役に立つのが無線 LANです。最近では無線アクセスポイントという言い方をしますが、これは2種類あります。 ◆ルータタイプ:インターネットへの接続機能+LAN への接続 ◆ブリッジタイプ:有線ハブの無線版 例えば1階で有線ルータを使っていて2階のパソコンとつなぎたい時は、 1)ルータを無線 LAN対応に買い換える、 2)ブリッジタイプの無線アクセスポイントで接続する、 という2種類の方法があります。 また、無線は電波を使いますので、方式によって速度が変わったり接続が不安定になったりします。セキュリティ問題も深刻です。 方式として次の3種類があります。 ◆802.11b:2.4GHz、速度11Mbps 一番普及している方式 ◆802.11g:2.4GHz、速度54Mbps 高速通信として普及しつつある ◆802.11a:5GHz、速度54Mbps まだそれほど普及していない 最近のノートPCには無線 LAN機能付きも増えています。デスクトップで無線 LANを利用するときはUSB 対応の子機を購入します。 2.4GHz帯は電子レンジやブルートゥースなどに利用されており電波の干渉問題があります。それを回避するために802.11a がありますがまだそれほど普及はしていません。セキュリティ対策は WEP、 WPA、ESS-IDステルスなどがあります。 詳しくはキーワード「無線 LAN」で検索してみてください。 |
Copyright(c) KINET. All Rights Reserved. |