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〈第30回〉『zip ファイル、Office文書の暗号化』
2007年6月19日
人に見られては困るファイルやワード・エクセルなどのMS-Office 文書。 でもメールで送らないわけにはいかないことがよくあります。そんな時はファイルを暗号化して送りましょう。 今回はOffice文書とWindowsXP で標準でサポートしているzip 形式の圧縮ファイルの暗号化を紹介します。 1)zip ファイルの暗号化 zip ファイルを暗号化するにはまず、通常の手順でzip ファイルを作成します。 zip は複数のファイルをまとめて(アーカイブといいます)圧縮してzip フォルダに格納します。圧縮したいファイルまたはフォルダを右クリックして「送る」 →「圧縮(zip )フォルダ」を選択すると、自動的にzip ファイルが作成されます。 次にこのzip ファイルをダブルクリックします。解凍場所のウイザードが出てきますので、「ファイル」→「パスワードの追加」をクリックします。 すると、パスワードを入力するウィンドウが表示されますので、パスワード、パスワードの確認の両方にパスワードを入力します。そのままウィンドウを閉じれば、そのzip ファイルは暗号化されています。次に開こうとすると、パスワードを聞いてきます。 2)Office文書の暗号化 Officeは2000/2003/2007といくつもバージョンがありますが、基本的な操作は同じです。作成したOffice文書(Word、Excel 、Powerpoint)を別名で保存します。 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選びます。保存ウイザードが表示されますので、メニューから「ツール」→「全般オプション」または「セキュリティオプション」(バージョンによって異なります)を選ぶと、パスワード入力ウィンドウが表示されます。読み取り時と書き込み時のそれぞれのパスワードを設定できるようになっています。 パスワードはあまり簡単なものでなく、安易に予想しにくい文字列を使うようにしましょう。。 |
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