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〈第7回〉『ファイルの圧縮・解凍』
2006年5月2日
SOHOの仕事では、出来上がった書類(各種ファイル)をメールで添付して送信することが一般的です。その場合、ファイルサイズが大きいと送受信に時間がかかったり、場合によっては送受信できなくなることもあります。そんな時役に立つのが圧縮・解凍ソフトです。これはファイルのサイズを小さく(ファイル形式を変換してデータ量を元のサイズの10%〜50%程度に圧縮)し、またそれを復元(解凍)する操作です。元のファイルの形式によって圧縮率はかなり差がでます。 圧縮の方法は何種類もありますが良く使われるのが次の3つです。 ◇zip:ZIP形式の圧縮ファイル ◇lzh:LZH形式の圧縮ファイル ◇sit:Macで使われるStuffIt形式の圧縮ファイル それぞれ上記の拡張子のファイルになります。拡張子は初期設定では表示されないので次の操作で拡張子を表示するように設定しておくと便利です。 マイコンピュータ→ツール→フォルダオプション→表示→「すべてのファイルのファイルとフォルダを表示する」にチェック。さらに、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックをはずす。 圧縮・解凍ツールはたくさんありますが、簡単に使えてlzh、zipなど複数の圧縮形式に対応している lhacaなどがお奨めです。また、アーカイブ(書庫)といって複数のファイルを一つのファイルにまとめる機能も持っていますので、フォルダをまとめて圧縮して送付することもできます。 《参考》URL:http://www.vector.co.jp/search/re_0059.html jpg、gifなどすでに圧縮されている画像ファイルはほとんど圧縮効果はありません。テキストファイルなどは効果があります。自己解凍形式(.exe)といって保存したファイルをダブルクリックするだけでツール無しで解凍できる形式もありますが、メーラー、ウイルスチェックソフトによっては.exe形式のファイルを受信できないことがありますので注意が必要です。 ◇詳しくは検索エンジンで「圧縮 解凍」で検索してください。 |
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