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〈第14回〉『インクサーバでコストダウン』
2006年8月8日
インクサーバという言葉は、聞きなれないと思います。 業務で使っている、インクジェットプリンタは、インクカートリッジとプリンタヘッドが一体となって左右に移動しながら印刷します。このカートリッジにはごくわずかなインクしか入っておらず、大量に印刷する時はすぐに交換しなければなりません。また、カートリッジの値段が高く大量印刷の時は困ってしまいます。 LBP (レーザープリンタ)ならランニングコストは安いのですが、カラーチラシなどを印刷するときは、やはりインクジェットプリンタが必須です。 この問題を解決するために最近のインクジェットプリンタにはヘッドとインクタンクが別々になった高速、大量印刷用の製品が市場に現れています。 製品例:ビジネス・インクジェットプリンタ HP Officejet Pro K550 シリーズ このプリンタは、LBP 並の高速で印刷でき、ランニングコストも安いのですが、さらに、これにサードパーティのインクカートリッジである、プリントサーバを利用するとさらにコストダウンがはかれ、カラーLBP 並みの速度と安いランニングコストが実現します。カラーLBP は10万円を切る製品もありますが、トナーが高いのでランニングコストが負担になります。その点、このインクサーバを使えばインクジェットで高品質、高速、低コストのカラー印刷が可能になります。 サードパーティのインクサーバ製品例: http://www.ecofice.co.jp/d1.html インクジェットに限らずプリンタ、フィルムカメラなどのようなランニングコストがかかる製品は、メーカはインク、フィルムなどの消耗品で利益を出そうとしますので、どうしても消耗品の価格が割高になります。そこで今回ご紹介したようなメーカの「純正品」でないサードパーティ製品を使うとコストを下げることができます。 |
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